1,物件の価値を高める
閑散期こそ、室内や建物の設備に関して、見直しをする事が必要です。
例えば、室内の設備であれば、電気コンロをIHコンロに、インターフォンをモニターフォンに、10年以上使用しているエアコンを新しいエアコンに、ベランダが狭いなら室内
物干しを設置する等、数万円の費用で、室内設備を更新する事が出来ます。
【電気コンロからIHコンロへの変更写真】
【インターフォンからモニターフォンへの変更写真】
【1991年製のエアコンから最新のエアコンへの変更写真】
【ベランダ無しの部屋に室内物干しの設置写真】
また、建物の設備では、無料インターネットの導入や宅配ボックスの設置等があります。
空室があるのに費用を掛ける事に躊躇されるオーナー様も多いかと思いますが、ここで掛けた費用というのは、ただの費用では無く、今後の入居付けに響く投資です。次回の繁忙期にもつながる動きとなりますので、積極的に取り組んでいく必要があります。
2,家賃以外の賃料条件を見直す
閑散期に部屋を探される方は繁忙期とは違い、「良い条件の物件があれば引っ越そうかな」というように動機が薄かったり、引っ越し費用を抑えようと考える方が多いのが特徴です。
賃料を下げるのではなく(賃料が相場である事が前提です)、初期費用のキャンペーンを行ったり、家具家電のプレゼントキャンペーンを行う事が有効であると言えます。
初期費用キャンペーンには賃料〇ヶ月フリーレントや、初期費用(保証会社初回保証料や火災保険料、鍵交換代等)をオーナー様負担とする等があります。
家具家電のプレゼントは家具家電を設置する事で、生活を始めるイメージも付きやすいので、おすすめです。
一時的な支出はありますが、賃料を下げない事で、収益を下げずに物件の価値を維持する事も出来ます。
3,仲介営業マンへのアプローチ
1,2の対策が出来ているのであれば、おのずと案内数は増えてくるはずです。
案内数が増加すれば、成約する可能性が高くなります。
それでもなかなか成約に至らない場合は、最後の一押しとして、仲介営業マンへのアプローチをしましょう。
成約営業マンに商品券をプレゼントするなど、頑張ってくれた営業マンと関係性を作っていくことで次回への成約にもつながるはずです。
4,閑散期の空室対策は入居者へのサービスを!
閑散期の空室対策は「入居者へのサービス」を念頭においた対策が必要です。
賃料が相場内である事が前提ですが、どのような対策が入居者へ訴求するのかわからない場合は仲介営業マンへのヒアリングを実施しましょう。
多くの管理会社は仲介営業マンとの関係性を構築している為、管理会社に調査をしてもらうとスムーズだと思います。
3つの空室対策をぜひ参考にしていただければと思います。
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