【管理会社のメリットとは？】収益マンションは管理会社に委託すべき？

近年、不動産投資を行う人が増えてきていますが、購入した物件から賃貸利益を得るにはオーナーとしての管理が必要となります。

しかし、オーナー業は一人で行うには大変ですし、不動産投資専業でない場合には時間も体力も浪費されてしまいます。

そういった際に不動産管理を委託すること手間を省けます。
管理会社に委託することは他にどういったメリットがあるのか詳しく解説していきます。

１．管理会社とは

そもそも管理会社とはどういったものなのでしょうか？
不動産屋とはどういった違いがあり、自主管理とは何が違うのか見ていきましょう。

①：管理会社と不動産屋の違い

不動産屋とは、街中でも見かける土地や建物を紹介してくれる会社です。

アパートやマンションを借りたいという場合や、土地を買いたいという場合に利用するものであり、不動産を取り扱うという業務が主体です。

一方で、管理会社は不動産屋の１つにはなりますが、管理することに特化した会社です。

アパートやマンションに住み始めてから家の困ったことが起こった際に相談する先が管理会社です。

もちろん大家自体が管理している場合もありますが、規模が大きいマンションなどは管理会社によってマンションは管理されています。

②：自主管理しているマンションは少ない？

マンションは大家の自主管理をしていることが昔は多かったものの、現在ではマンションを仮住まいではなく永住と考える人も増加しているためマンション自体も増加しています。
しかも、大規模マンションも増えてきており、自主管理することが難しくなっていきています。
そのため年々自主管理ではなく、管理会社に委託する形でマンション管理を行うことが増えてきています。

２・管理会社に委託するメリットとは

管理会社に不動産を委託するということはどういったメリットがあるのでしょうか？

管理会社に委託することでもちろん費用は発生しますが、それを上回るメリットが得られます。

自主管理と比べた際に得られるメリットについて見ていきましょう。

①：賃料の集金の手間が省ける

管理会社に委託すると、自身が所有している物件の賃料が全て振り込まれているか確認するという手間が省けます。

所有している物件が多いほど、確認作業だけでも自身のみで行うことは大変です。

また、支払い金額に間違いがある場合や、滞納がある場合もあるでしょう。

そういった場合には、自身で入居者に連絡して催促を行わなくてはいけません。

そういったトラブルなども管理会社に委託していれば任せることができるので、時間と手間が省けるのです。

②：苦情や近隣トラブルの対応に悩まされない

部屋に対する苦情やトラブルもありますが、やはり最も多いのが入居者同士のトラブルです。

騒音や異臭、敷地など近隣住民同士でトラブルや苦情は起こり得る問題であり、自主管理であれば自身で間に入って仲裁を行うなど精神的に負担が掛かります。

しかし、管理会社に委託することで面倒なトラブルなどの解決・改善を委託できるので、精神的な負担を軽減させられます。

③：定期巡回や契約更新など任せられる

不動産は、人に賃貸で貸して賃料をもらうだけではありません。

きちんと定期的に所有物件を巡回して、問題がないかどうか見て回る必要があります。

また、契約更新の時期には契約をどうするのか居住者に確認して、契約更新に向けた手続きや解約に向けた作業などが増えます。

専業で不動産管理をしなければ、やるべきことが多いので時間や体力面で持ちません。

こういった巡回や契約についても管理会社には委託することができます。

④：クリーニング・修繕の手間が省ける

入居者が退去する際には、次の入居者のために部屋の修繕やクリーニングが必要になります。

そのために業者と提携してクリーニングや修繕を行わなくてはいけませんし、どれほどの状態であるのか部屋の確認などの手間もかかります。

もし、部屋がひどい状態であれば入居者と修繕費用などについて話し合いの必要がありますし、手間がかかります。

こういったことも全て管理会社に任せられるため、スムーズに新しい入居者を迎えることができるのです。

３．良い管理会社へ任せればメリットがたくさん

管理会社に委託をすることは、費用は発生するものの時間と手間を省くことができるだけでなく、ノウハウを持ったプロに物件の管理を任すことができます。

所有物件の数と、自身で管理できるかどうかを考えてみてください。

ただし、良い管理会社に任せないと大事な収益マンションで収益を得ることができません。しっかりと業務をしてくれる管理会社を見つけるようにしてください。