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不動産の仲介業者とは【賃貸手数料から失敗しない選び方のコツ3つ】

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不動産で賃貸の物件を借りようと思った時に、出てくる言葉があります。

「仲介」「仲介手数料」

よく耳にはしますが、実際どんなものなのか?必要なものなのか?

実際のところを知っていないと、いざ借りるとなった時にお金が足りなかった、違う仲介業者にしておけばもっと安く済んだ、など問題や後悔することがあるかもしれません。

そこで今回は仲介とはなんなのか?使うとどんなメリットがあるのか?仲介業者の選び方、仲介業者へのお礼はいるか?などを徹底的にまとめてみました。

1.不動産の仲介業者とは?仕事内容を解説します。


不動産の仲介業者とは、不動産の売買や賃貸の時に、借主と売主の間に立ち、売買契約や賃貸契約を結ぶ役目を果たします。そんな仲介業者について詳しく説明していきます。

仕事内容

依頼人は、売主・貸主・買主・借主の4パターンがあります。

  • 物件を査定し、売買価格や賃貸料金の提案(対象:売主、貸主)
  • 条件に合った物件の紹介(対象:買主、借主)
  • 物件の下見の日程を調整し、現地案内
  • 賃貸、販売料金の値引き交渉(対象:売主、貸主)
  • 契約書の作成に関する調査
  • 契約書などの書類作成業務
  • 決済処理

これらが主な業務です。査定から決済まで、物件に関してのことを担います。他にも、売買したい物件の買い主・借主が見つかるようにインターネットやチラシでの宣伝業務なども行います。

言わば、多数の物件を取り扱う、物件のプロフェッショナルです。

仲介業者と管理業者の違い

よく耳にする、「仲介業者」と「管理業者」。実際、どのような違いがあるのか、仕事内容などを説明していきます。

①管理業者とは

大家さんが物件の管理が難しい場合い、管理会社と契約して物件の管理を委託します。主な業務は次のとおり。

  • 家賃集金
  • 入居者からのクレーム対応
  • 物件のメンテナンスなど

賃貸物件を管理・維持していきます。他にも、大家さんに依頼されて入居者を探すこともあります。また、大家さんに対しては「空室保証契約」「滞納保証契約」などの保証をするのも大切な仕事です。

大家さんが自分の物件を管理・維持する場合もあれば、すべてを管理会社にお任せすることもあり、いろいろなケースがあります。

②仲介業者と管理業者の違い

では、仲介業者と管理業者の違いとはなんでしょうか?ケースに分けて説明していきます。

仲介業者 管理業者
物件の種類 賃貸市場に出る全ての物件(取り扱い物件多数) 契約している大家さんの物件のみ
物件の知識 数多くの物件を取り扱っているので、一般的な知識になりがち 大家さんと密にコミュニケーションをとっているので周辺知識や大家さんの情報など、詳しい
トラブル対処 入居後のことは管理しない 入居中のトラブルはほとんど対応してくれる。隣人トラブル、室内設備の故障、家賃支払いの相談など幅広くあたる

という違いがあります。数多くの物件の紹介までは仲介業者、トラブル対応は管理業者が担っているということが言えます。もちろん、大家さんが直接物件を管理している場合もありますので、その場合は大家さんが入居時のトラブルを解決してくれます。

トラブルに関しては管理業者か大家さん、どちらが管理しているかは物件によるので、事前に問い合わせておきましょう。

2.不動産仲介業者の『仲介手数料』とは?シミュレーションつき。


仲介業者を使うとなると、かかってくるのが仲介手数料です。実際、どのくらいかかるのか、シミュレーションしてみましょう。

結論から言うと、多くの仲介業者では「仲介手数料=家賃の1.08ヶ月分」を採用しているところが多いです。

仲介手数料の上限は、1ヶ月分の家賃+消費税(0.08%)と宅地建物取引業法で決められています。実際のシミュレーションをしてみます。

例:毎月の家賃5万円の場合

家賃5万 + 消費税0.08%(5万×0.08=4,000)= 54,000円

非常に簡単な計算方法です。次はそんな仲介会社を使うとどんなことがあるのか、をお伝えしていきます。

3.不動産仲介業者を使うメリット、デメリット


不動産の賃貸契約に、仲介業者を通さなければならないわけではありません。貸主・借主双方が同意しており、法律に適っている書類が作成してあり、署名・捺印がされていれば契約は完了できます。

ではなぜ仲介業者を使うのか?そのメリットとデメリットについてお伝えしていきます。

①メリット

  • 数多くの物件から探すことができる
  • 書類作成などもしてもらえる
  • クレームやトラブル対応時に間に入ってもらえる
  • 家賃交渉などもしてもらえる

②デメリット

  • 仲介手数料がかかる
  • 間違った仲介会社を選ぶと、額面上で損をする可能性もある

仲介会社を使うと仲介手数料は生じますが、数多くの物件から選ぶこともでき、
家賃交渉をすることも可能です。

仲介手数料を払いたくない人もいると思いますが、トラブルを避けるためにも利用しておくのが良いでしょう。

4.信頼できる不動産仲介業者の選び方とは?


では、どういった仲介業者を選べばよいのでしょうか?大手の仲介業者が信頼できるかと言えば、そうではありません。大手のところでも、営業マンや方針によっては条件に見合わない物件を紹介されることもあります。

  • 希望条件をきちんと聞き、条件に合っている物件を紹介してくれる
  • 自社管理物件以外も紹介してくれる(他社へ電話をかけて確認している)
  • 物件のマイナスポイントも説明してくれる

以上の3点です。特に、「自社管理物件以外も紹介してくれる」「物件のマイナスポイントも説明してくれる」という点は非常に大切です。

やはり自社の利益を優先させれば「他者の物件は紹介したくない」「マイナスポイントは告げずに、早く契約を決めてほしい」と思うものですよね。

それをあえてしている仲介会社は、お客様の満足いく物件探しをすることを優先する会社なのだと言えます。そういった業者の方が、良い物件を紹介してくれる確率が高いですよ。

5. 仲介業者へのお礼っているの?【よくある疑問】


仲介をしてもらった後に、お礼がいるのかどうかをまとめてみました。

実際のところ、仲介業者は仲介手数料を頂いているので改めてお礼というのは必要ないです。しかし、やはり人と人なので、仲介業者の方もお礼を頂くと喜んでくれるようでよ。

定番のお礼の品とは?

  • ハンカチ
  • 靴下
  • 日本酒
  • 自家製の野菜
  • 洋菓子
  • 商品券
  • 現金
  • 食事

このあたりが定番のようです。
仲介手数料をお支払いしているのでお礼としては十分ではありますが、何か差し上げたいという時にはこちらを参考にしてみてくださいね。

不動産、賃貸の仲介のシステムから、選び方に至るまでをご紹介しました。良い仲介会社を選んで、希望に適った物件を見つけてくださいね。

以下、引っ越しの際に気になる方が多い、「管理会社に直接申し込みすると家賃は値切れるのか?」を説明した記事です。ぜひ以下もお読みください。

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賃貸”住まい”の新しいカタチを提供するEdge編集部が記事を書きました。

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