1.おすすめ投資サイト
不動産投資サイトは、たくさんの物件が掲載され、短時間で希望条件を満たした物件を見つけられることが最大の特徴。投資家にとっては嬉しいツールです。各サイトの特徴を理解して利用しましょう。
【健美家】
健美家は、不動産投資物件を検索できる、国内最大級の不動産投資・収益物件の情報サイト。毎月50万人ほどの投資家がアクセスしています。広い価格帯の物件が掲載され、マニアックな築古物件を探している人にもおすすめです。
著名な投資家によるコラム、不動産投資を行っている人のブログも掲載。不動産関連の最新ニュースも掲載され、不動産投資のノウハウが凝縮されています。セミナーも全国で行われていますので、専門家の人たちと会って直接話すチャンスを掴めます。
【楽待】
投資家と不動産会社のマッチングサイトとして生まれた「楽待」。その後、独自のマッチング機能を開発し、今や、収益不動産検索サイトのトップと言われています。条件を登録しておくと、検索でヒットしない物件の提案を個別に受けられるのが魅力です。条件に合った物件が見つからないときは、不動産会社の担当者と直接電話で話せます。
更新ペースが早いのが「楽待」の特徴です。30分~1時間で新着情報が掲載されます。好条件の物件は、スピード感を持って取引するのがポイント。新着情報が、入ってきたら、同じ条件の物件とすぐに比較し、購入するかどうか判断できるのは、物件掲載数が多い「楽待」だからできるのです。そのため、投資家にとって有効なツールとなっています。
【不動産投資連合隊】
「不動産投資連合隊」のコンセプトは、全国各地の収益物件と不動産投資家が集まるにぎやかな商店街」。お客様に、お店選びや担当者とのやり取りまで含めた不動産投資を、楽しく行ってもらおうというのが狙いです。
主婦やサラリーマンにもおすすめです。200万程度の低額物件も掲載されているため、不動産投資初心者も安心して使えます。「比較しながら売却査定」「今週のおすすめ一棟」「人気物件ランキングTOP5」など、新しい切り口で、物件を紹介しています。
一般的に、地方の収益物件は、東京や大阪よりも少数ですが、「不動産投資連合隊」は多数掲載されています。それは、札幌、仙台、名古屋、福岡など全国40以上の連合隊により運営されているからです。コアな物件を見つけている人は、ぜひ利用してみましょう。
【統計局】
不動産投資に大切なのは、情報収集です。今、または将来、どんな住宅ニーズがあるかを見極めるためのツールとして統計局のサイトを使います。掲載されているのは、人口の推移や空き家率、住民基本台帳人口移動報告など。様々な統計やデータを詳しく知ることが可能です。
統計局ホームページは、国が調査しているために、正確な情報であることが一番の特徴です。項目によっては、データをダウンロードすることもできます。ただし、自分で解析する力が必要になるのと、データ量が多いため、自分でどんな項目が必要か、きっちり把握していないと使いこなせないという、マイナスポイントもあります。
2.競売サイトの使い方
競売とは、お金を支払う義務のある人が、その義務を果たさないために、本来支払いを受ける権利のある人が、支払いをしない人の財産を差し押さえ、お金に換えるよう裁判所に頼むことにより、一般の人に販売される仕組みです。
【不動産競売サイトとは】
あなたは不動産競売サイトを見たことがありますか?競売物件サイトに掲載されているのは、居住用の不動産だけではなく、店舗や事務所、オフィスビル、マンション、アパート丸ごと1棟など、一般の住宅情報サイトでは見つけられない物件です。地域によっては、農地や山林も競売にかけられています。
購入は、入札方式で行われます。最低落札価格が設定され、それ以上の金額で指値します。色々な人が、色々な金額で入札し、一番高値で入札した人が、物件を購入することができるのです。入札した場合は、先に入札金額の一部を裁判所に納めておきます。自分が落札できなかった場合、お金は返金されます。
【物件のチェックの仕方】
ホームページは、ポータルサイトのような画面構成になっていないので、物件情報を確認するのに、ある程度経験がいるでしょう。各物件には、「3点セット」と言われる情報が必ず掲載されています。3点セットとは、物件の写真、公図、専門家が調査した調査結果のことです。これらから物件の良し悪しを判断します。
【競売物件のメリット・デメリット】
競売物件の一番のメリットは、低落札価格が一般市場で販売されている不動産の価格より低いことです。早期に売却して換金したいこと、リフォームなどせず、現状のまま販売することが低価格に設定されている理由です。
投資家にとって、購入価格は、利回りを決定する大事な要素です。購入価格が低ければ、利回りは高く
なります。つまり、競売サイトは高利回りの物件が掲載されているのです。
一方でデメリットもあります。物件によっては、差し押さえを受けた人がまだ居住している場合があります。立ち退き命令や立退料の支払いなどの手続きは、裁判所は行ってくれませんので、自分でしなくてはなりません。そのため、ある程度の知識と経験がないと、購入は難しいでしょう。
3.検索の頻度と注意点
「楽待」をはじめとする、アラートがあるサイトは、検索条件を設定すると、条件がヒットした際に、メールに情報が送られてきますので便利です。しかし、ずっと同じ物件情報ばかり送られてくることになるので、条件を随時見直すことが大切です。各サイトには、特徴があるので、自分にあったサイトはどれか、見極めておきましょう。
また、日ごろからの情報収集は必須です。自分がどんな物件を探しているかを自覚しておかないと、情報量が多すぎて、迷ってしまいます。最低でも週1回は色々な媒体から不動産や経済の情報を入手しましょう。気になる物件があったら、キャッシュフローを作成しやリスクをイメージしておくべきです。いくつか物件をピックアップし、比較しながら選ぶことが大切です。
4.まとめ
不動産投資サイトは、条件を入力すれば、即時に希望の物件を見つけられます。しかし、サイトの特徴を理解しておかないと、物件が偏るため、有益な物件を見つけられないでしょう。サイトの「癖」や情報収集をしっかり行うことで投資サイトが活かせるようになるのです。
不動産投資の大手ランキングは以下からご覧ください。
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