今の時代、不動産投資の情報を取りたいと思ったときに真っ先に浮かぶのがインターネットだと思います。気になることを検索するだけで、すぐに答えを見つけられます。
しかしインターネットを使うときは、調べるときに自分自身で課題を持っている必要があります。逆を言うと、自分自身が問題だと思っていないことは調べられません。
一方で雑誌であれば、企画者がいて、編集者がいます。そこにある情報は、私たちが気づいていなかった問題だったり、見逃していた重要な情報だったりします。
思いがけない情報と出会えるという点で、雑誌は非常にありがたい情報源です。この記事では、おすすめの不動産投資に関わる雑誌を紹介します。
1.不動産投資を取り組むときに読みたい雑誌
1-1.「不動産賃貸経営博士」の情報誌 大家倶楽部
不動産賃貸経営に取り組んでいる人で知らない人はいないと思えるくらい有名な雑誌が、大家倶楽部です。情報としてためになるだけではなく、楽しみながら読むことができます。
年間200,000~240,000部の発行部数があり、特にアパート経営をされている方に参考になる情報が多いのが特徴です。また年額5,100円で年4回発刊の雑誌を購読できるだけでなく、賃貸経営フェアや座談会・勉強会への優先案内を受けられます。
その他年間購読をすることで、多くの特典があります。月にするとわずか425円なので、手の届きやすい価格です。
1-2.月刊プロパティマネジメント
2000年7月創刊と、すでに17年以上も続いている雑誌です。月刊誌で、1冊3,360円と大家倶楽部に比べれば高額ですが、不動産会社の方も参考にしている情報を知ることができます。
たとえば2017年10月号では、不動産テック導入法を特集しており、IoTなどの最新技術をどのように導入するのか。導入検討の準備や不動産テックの選び方、活かし方を解説しています。
これからの不動産投資市場を見極めるうえでも重要な情報が多く掲載されているので、月3,360円出したとしても、十分に元が取れるでしょう。
1-3.日経不動産マーケット情報
日経不動産マーケット情報は、不動産の売買・賃貸に関わる「実務者向け」に、東京圏の事業用不動産の売買価格と賃料情報を提供している雑誌です。1冊15,000円とかなり高額な雑誌ですが、その分、濃い情報を得られます。
もしあなたがワンルームマンションや、戸建賃貸ではなく、事業用不動産投資に取り組んでいるのであれば、必読です。クチコミを見ても、「これを知らずに事業用不動産の取り扱いは語れません。価格なりの価値は十分あります。」と好評です。
事業用不動産投資については、本でもインターネット上でも正確な情報というのは見つけにくいです。この本の情報を活用することで得られる収入を考えれば、毎月15,000円でも支払う価値があるでしょう。
2.不動産投資におすすめの雑誌以外の情報源
雑誌以外にもおすすめの情報源があるので、紹介します。
2-1.edge
不動産投資、不動産の管理方法、入居者への情報など、さまざまな情報をプロが発信しているedge。
もちろんおすすめです。
また弊社では不動産投資の無料相談もしています。以下からぜひお問い合わせください。
2-2.ノムコム・プロ
野村不動産が運営する不動産投資の情報サイトの「ノムコム・プロ」です。会員登録することで会員限定の収益物件情報が届くようになります。またサイトに掲載されている不動産投資のコラムやマーケット情報は、不動産投資を実践するときに参考になります。
たとえば、「金融のプロがプライベートでマンション投資をする理由」というテーマの記事では、投資リテラシーが高く、本業では投資家にアドバイスを求められるような人たちが、自分自身で投資をするときにはどの点を注目しているのかということを知れます。
金融のプロだからこその考え方は、これから不動産投資を始めようと思っている方でも勉強になります。またサイトには、「不動産投資用語集」のカテゴリもあり、コラムを読んでいるときに知らない単語があったときなどに、理解を深める手助けとなります。
不動産投資の初心者から上級者まで、参考にできるサイトです。
2-3.楽待新聞メルマガ
不動産投資の情報サイトとして1番有名と言っても過言ではない「楽待」のメルマガです。無料のメルマガに登録するだけでお腹いっぱいになるくらいの情報が一気に手に入れられます。
このメルマガ登録特典だけで、不動産投資の基礎知識は十分と言えるでしょう。
わざわざ楽待のサイトを訪れて、大量の情報の中から自分に必要そうな情報を取捨選択して読むのは意外と疲れるものです。不動産投資では知識・情報が重要であることは間違いないですが、すべての読もうとすると、それだけで日が暮れてしまいます。
より旬な情報、今のタイミングで知っていた方がいい情報をメルマガに登録すれば自動で送られてくるので、まずはそれらだけでも情報収集する癖をつければ、半年後には今とは比べ物にならないくらいの知識量になっているでしょう。
投資コラムや失敗談まで公開されているので、事前にリスクを避けた不動産投資を行えます。
2-4.日刊不動産経済通信
株式会社不動産研究所が運営する不動産業界の新聞です。官庁、業界団体、個別企業などの毎日の動向を掲載しています。
不動産に関わるニュースに特化してまとめられています。不動産投資に特化しているわけではないですが、今の、そしてこれからの不動産を見通すときに参考になります。
料金は月額10,800円と高額で、情報としても個人投資家として必ず知っていなければ困るというようなものでもないので、余裕があれば購読するくらいの感覚で大丈夫です。
3.最も重要な情報源は人である
ここまで雑誌やメルマガなどの情報源を紹介しましたが、今の時代でも変わらず重要な情報源は人です。
3-1.物件情報なら不動産会社の営業マン
不動産会社の営業マンの仕事は不動産を販売することです。そのため営業マンは常に、数多くの物件情報を持っています。なかにはまだ雑誌にもインターネットにも掲載されていないような、タイミングよく仕入れた情報というものもあるはずです。
また表には出てこない情報なども、営業マンだからこそ仕入れられるものです。
インターネットでほとんどのことが調べられるようになった時代に、直接営業マンと会って情報を得るというのは少し手間かもしれません。ですが直接話さなければわからなかったことや、市場に出回る前の情報を先に仕入れられる可能性もあることを考えれば、積極的に足を運んで関係を築くことをおすすめします。
3-2.不動産管理・運営なら大家さん仲間
投資する物件を選んだら、不動投資は終わり。というわけにはいきません。きちんと収益を上げるためには適切な管理を行う必要があります。しかし不動産管理で起こるトラブルや問題は、個別的なものが多く、本やインターネットでは解決策がわからないことが多いです。
そうしたときに、気軽に相談できるような大家さん仲間がいれば、落ち着いて対処できます。特に先輩大家さんは、言わないだけで様々な経験をされている方が多いです。
過度に質問したり、教えを請いたりするのは迷惑がかかって関係を悪化させますが、自分で調べながら、相手が喜ぶことを日頃から考えながら関係を築くことで、本当に困ったときに手助けをしてくれるでしょう。
どれだけ便利になったとしても生の情報を得ることは大切です。
4.不動産情報は雑誌・メディア・人から収集しよう!
不動産投資に取り組む上で、参考になる情報源を紹介しました。書籍では一般的な基礎知識や体系的な知識を学ぶことができます。一方で、雑誌やメルマガ、サイトからは旬な情報、普段は意識しない情報を知ることができます。
そして直接人と会うことで、「文章」として加工される前の生の情報を得られます。
どれか一つだけの情報源で十分というわけではなく、すべての情報をバランス良く集めることが不動産投資で成功するためには大切です。集めた情報を鵜呑みにすることも危険です。
不動産投資の結果の責任は自分で負うしかありません。だからこそ、勉強し、情報を集め、落ち着かせて決断することが大切です。
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