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おすすめの不動産資格【本当に稼げる資格はなに?】

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これから資格を取りたいと考えている人は、どんな種類の資格を取りたいと考えていますか?数ある資格の中で、不動産の資格は魅力的な資格です。どんな資格があるかをご紹介します。

1.不動産の資格を持っているメリット

不動産関連の資格のメリットは、即、実務に活かせることです。求人募集を見ると「〇〇保有者優遇」と書いてあり、不動産資格を持っていると、給与がアップするケースが多いようです。若い人からシニア世代まで、生涯を通し有効に使える資格が多く、若い人はフレッシュさと行動力を武器に、シニア世代は築いてきた人脈と知識を活かしじっくりと仕事ができます。

土地や住宅は、なくなりません。そのため、トレンドの動きは多少あっても、不動産に係る仕事や資格は、ずっと使えます。免許の更新があるものもありますが、更新さえすれば一生使える資格です。不動産会社に勤務している人はもちろんですが、これから不動産会社に勤めたい人、定年後に独立起業したい人にも人気があるのが、不動産の分野なのです。

2.不動産分野の代表資格は「宅地建物取引士」

不動産関係の代表資格は「宅地建物取引士」です。数年前までは、「宅地建物取引主任者」という名称でした。この資格を持っていないと、業務をしていけないものがあります。

2-1 重要事項説明書面の内容の説明と記名・押印

重要事項説明書というのは、対象となる土地や建物に関する情報を記載した書面です。不動産を購入したり、借りたりするときに、契約を行いますが、媒介を受けた不動産会社は、契約の前に、この書類を必ず説明・交付する義務があります。

重要事項説明書の説明をする人は、宅地建物取引士に限られています。資格を持っていない人は説明ができません。たとえ、会社の社長であっても説明はできないのです。説明を行う際には、「宅地建物取引士証」の提示が義務付けられています。

また、重要事項説明書作成時に、記名・押印しなくてはなりませんが、宅地建物取引士にしてもらわないといけません。

2-2 37条書面(契約書面)への記名と押印

民法では、契約書は口約束でも成立しますが、不動産の分野では、書面を作成して契約を交わすことがほとんどです。契約書の説明は、資格保持者でなくともできますが、記名・押印は宅地建物取引士である必要があります。これも独占業務の1つです。

これらを遵守しない場合は、不動産会社が業務停止処分等の制裁を受けたり、損害賠償責任を負ったりします。宅地建物取引士の資格を持っている人がいないと、不動産会社は業務が成り立たないのです。

3.賃貸関係で活かせる資格

不動産会社は大きく分けると、賃貸をメインに行っている会社、売買をメインに行っている会社、アパートやマンションの管理業務を行っている会社に分けられます。ここでは、賃貸をメインに行っている会社で活かせる資格を紹介します。

3-1賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士は、主に賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。賃貸不動産管理業の業務は、広範囲にわたります。管理受託業務を行うための家主との契約、入居者の募集・契約業務、家賃の管理、建物の維持管理や不具合の対応、原状回復工事など様々な業務に関わりがあります。

平成28年9月、国土交通省は、管理受託管理業の登録制度を改正しました。人口が減少する中、住宅政策がストック重視へ転換することを踏まえ、今後は、賃貸管理を重視します。新しく与えられた役割は、

・賃貸不動産経営管理士と一定の実務経験者1名以上を登録事業者の事務所ごとに設置する。
・賃貸住宅の管理受託契約書または重要事項説明書の記名・押印は賃貸不動産経営管理士と一定の実務経験者が行う。

の2つです。このことから、国から期待されていることが分かります。

3-2マンション管理士・管理業務主任者

「マンション管理士」と「管理業務主任者」は、どちらもマンション管理の国家資格です。学習範囲や試験形式は同じであるため、両方を受験する割合も高く、通信教育や専門学校のテキストも共通のものを使う場合が多くあります。

マンション管理士は、管理組合側の立場で管理組合にアドバイスや支援を行う、コンサルタント的役割を持ちます。管理業務主任者は、管理会社に属し、管理受託契約時の重要事項の説明を行う、管理業務の処理状況のチェックから報告までの業務を行います。

資格合格後、所定の手続きを行えば、ただちにマンション管理士の名称を使うことが可能です。独占資格のため、管理会社に就職しなくても業務が行えます。資格は5年ごとに更新となりますので、その都度、講習や手続きが必要です。

管理業務主任者は、管理組合から委託を受けた管理業者に所属しないと業務が行えません。そのため。マンション管理会社に就職することが必須です。「成年である専任の管理業務主任者」の設置義務が管理会社にはあるので、資格を持っていれば就職の際に有利になるでしょう。

4. 売買で活かせる資格

おすすめの不動産資格【本当に稼げる資格はなに?】
売買で活かせる資格は、不動産業務を広範囲に発展させるためのものが多いようです。宅地建物取引士を取得したら、ステップアップのために資格取得を目指しましょう。

4‐1 ファイナンシャルプランナー、不動産コンサルティングマスター

ファイナンシャルプランナー(FP)というと、信託銀行や保険会社の分野で活かせる資格だと思っていませんか?実は、FPは不動産会社でも大いに役立つ資格です。宅地建物取引士とのダブルライセンスなら、さらに効力を発揮し、就職に有利なだけでなく、独立も可能です。

不動産会社には、相続で不動産を売却したい人や、投資物件を探しに来る人がいます。そういう人たちに、資産運用の視点から、FPとして不動産の売却や購入をアドバイスすることは、信用力が得られ、営業する際、大いに役立つはずです。

4‐2不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルティングマスターは、国家資格ではありませが、投資がメイン事業である不動産会社に就職する際、有利です。

投資家からの出資を受け、賃貸等の不動産事業を行い、その収益を投資家に分配する「不動産特定共同事業」の業務管理者の要件になっています。

受験資格は宅地建物取引士資格登録者、不動産鑑定士登録者、一級建築士登録者が対象です。合格しても5年の実務経験がないと登録ができません。

業務内容は、名前の通りコンサルティングです。公正かつ客観的な立場から、不動産の利用、取得、処分、管理、事業経営及び投資等について、不動産の物件・市場等の調査・分析等をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案することです。

企業に所属してもよいですし、独立も可能です。規模の大きな不動産の仕事をしたい人、総合不動産業を目指す人にはおすすめです。弁護士や税理士と連携して業務を行いますので、人付き合いが得意な人はうまく業務をこなせるでしょう。

5. まとめ

おすすめの不動産資格【本当に稼げる資格はなに?】
資格を取得する前に、まずは、自分が将来どんな分野の不動産会社に就職したい、または独立したいのかを考えます。次に取得したい資格をピックアップします。資格は別でも、試験問題が似ているものがあります。同じような試験は続けて受験するようにし、短期で資格取得を目指しましょう。

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賃貸”住まい”の新しいカタチを提供するEdge編集部が記事を書きました。

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