中国地方は気候が温暖な地域で、多くの方が移住している人気のエリアでもあります。山陰エリアでは人口不足が嘆かれているエリアもありますが、多くの方が移住しているエリアもあります。
今回は、近年注目されている中国地方で移住先としておすすめの都市を5つピックアップしてご紹介します。
中国のおすすめ移住先5選!
瀬戸内海に面してる地域が広がっているだけでなく山陰地方はで山が広がっていたりするので、海の幸以外にも柑橘系の果物を栽培している農家が多いエリアです。
そのような中国地方で移住するならおすすめしたい5つの市をご紹介します。
尾道水道がある「広島県 尾道市」
瀬戸内海に面しており、坂が多いことでも有名な地域。若者の移住誘致を積極的に行っていることから移住先として人気がある地方です。広島県の東南部にある市で、尾道水道が物流の拠点となって栄えてきました。
瀬戸内海にある島々で、レモンやはっさくなどの柑橘類の栽培が良く行われています。移住を誘致をするために、古民家を若い人に貸し出すなどをしており、若い世代が移住しやすい環境を整えているのは魅力です。
市内には、里山、町、島とエリア別に異なった魅力を備えています。里山エリアでは農業に従事される方が移住されたり、島のエリアでは温暖で暮らしやすい気候の中で島暮らしをしたい方が移住されています。
どのエリアでも豊な自然に囲まれて生活できるので、ゆったりとした暮らしができるのが魅力です。
ランキング1位に輝いた「山口県 宇部市」
2020年の住みたい田舎ベストランキングで総合第1位に輝いた宇部市。瀬戸内海に面した市で、温暖な気候なエリアにある宇部市です。
市の北部には山が広がっており、街中には彫刻に囲まれたりしていることが特徴です。
工業地帯をイメージされる方もおられるのですが、自然に囲まれたうべの里がありゆったりとした田舎暮らしができます。多くの移住促進施策を行っているのも特徴です。
例えば、宇部市への移住を検討しているなら、一定期間うべ暮らしができる住宅を貸してくれたり、1泊2日の体験ツアーが行われています。そのほかにも、住宅情報バンクで市内の空き家情報を手にすることができこと、UIJターン奨励助成金などもあります。
古代史文化が多い「島根県 出雲市」
島根県の中東部にある市で、県内では2番目に人口の多い市となっています。
2007年から人口が減少していたのですが、2015年以降は人口増加しています。出雲縁結び空港からは、東京や大阪、また九州や名古屋、静岡などとも結ばれているので交通のアクセスが良好です。
山陰有数の高度医療機関が集積しており、教育機関も立地されているので人材育成にも力が入っていたりします。「いずもな暮らし」というポータルサイトで、出雲市へのUIターンや移住を支援しています。
東京23区からの移住者向けに、「わくわく島根生活実現支援事業における移住支援金」が用意されており、条件を満たすと支援金が支給されます。就職や住まい探しなど、オンラインでもサポートを受けられます。
子育て世帯にやさしい「鳥取県 鳥取市」
鳥取県の中でも日本最大の砂丘があることで有名な鳥取市。観光地として人気がありますが、それだけでなく子育て環境が充実していることや住みやすい街として知られているので移住先としても人気があります。
きれいな水や空気があることで有名で、人口の少なさから快適な環境のもとで生活を行えます。さらに、水がきれいなことから水産物だけでなく山の幸も豊かで、新鮮でおいしい幸が豊富にあることも魅力です。
鳥取市では、自然を生かした保育を行っている園があり、子どもの自主性を伸ばしながら子育てできることが評価されています。子育てのネットワークや地域での支援が充実しているので、子育て世代に注目されているエリアです。
世界遺産などがある「山口県 萩市」
江戸時代の地図がそのまま使えるといわれるほど、城下町の街並みが残っている市。山口県の北部にあり、日本海側に面しています。
残りの三方は山に囲われているので、交通の便が良いわけではありませんが温暖な気候で暮らしやすいエリアです。
萩暮らし応援サイトが運営されており、移住に際して物件情報やUJIターン促進住宅に関する情報を集めやすくなっています。
また、移住を考えている人のためにお試し暮らし住宅が用意されており、どんな生活になるのか体験することが可能です。
まとめ
中国地方では温暖な気候なことから、ゆったりとした暮らしを楽しむことができます。
自然が豊富で瀬戸内海の豊かな海の幸や山陰地方の山の幸など、おいしい食材が多いので豊かな暮らしができるエリアです。