海外不動産に投資を考える方が注目されているスポットの中にテキサスがあります。日本企業もテキサスに進出してきていることから、注目を集めているテキサス。もちろん投資の前には、どのようなメリットやデメリットがあるのか、また最新の情報を知りたいものです。そこでこの記事では、テキサスの不動産投資に関する最新情報をお伝えします。
テキサスでの不動産投資のメリットは?
では、最新の情報を含めながら、テキサスで不動産投資するメリットを見ていきましょう。
経済成長が見込める都市
テキサス州は、ニューヨークなどの他の土地と比較すると華やかさがないので、ニュースに上ることもそれほど多くないでしょう。しかし実は、経済成長が続いている街なのです。例えば、2000年から2017年までの成長率は、平均で4.8%と米国の中で3位の伸びとなっています。
経済成長が見込めることは、雇用率が増加していることにも表れています。2019年6月のデータでも、テキサス州全体の雇用率増加が連続で108週間になったことが報告されています。
これだけ雇用が促進しているということは、経済成長が見込めるということです。また経済成長が見込めることは、そこに住む人が増えることを意味するので、不動産投資先として注目すべき場所であることがわかります。
参考:https://www.jcer.or.jp/j-column/2019017-3.html
参考:http://www.gephyro.com/news/2019/6/28/108dfw
高いキャピタルゲインが期待できる
日本での不動産投資の場合には、人口減少が続いていることから、不動産の値上がりは期待できず、キャピタルゲインを狙うのも難しくなっています。しかし、アメリカは全米平均でも毎年4%の不動産価格が増加しており、キャピタルゲインを狙うのにも優れていると言えるでしょう。
その中で、なぜテキサスでキャピタルゲインを狙うことができるのか?答えは、不動産価格にあります。テキサスは経済成長や人口増加が見込まれるのですが、不動産価格が比較的安いこともあるので、これからのキャピタルゲインに期待ができるのです。
大都市からテキサスに移住される方も多くなっているので、これから不動産需要は伸びていくことが予想されます。それに伴って不動産価格が上昇することが期待されるのです。
償却期間が短いので節税につながる
テキサスに限ったことではないのですが、アメリカでの不動産投資では償却期間が短いことが特徴となっています。日本の法定耐用年数が22年を超える物件の場合には、建物を4年で減価償却できる制度になっています。
またアメリアの場合には、建物の比率が80%ほどになっているものも多く、日本よりも割合が高くなっているのも特徴です。短い期間で償却できるということは、大きな不動産を取得すればするほど、節税効果は高くなるということになります。
人口成長が続いている
人口成長が続いていることも大きなポイントです。2018年のデータによると、アメリカの中で最も人口増加した州は、テキサス州だったようです。
2018年の人口は2870万人となっており、1年で37万9千人も増加しています。人口が増えているということは、それだけ住宅が必要となるので、不動産投資をする地域として狙い目になるでしょう。今後人口成長がどのように変化していくのか注目したいものです。
テキサスでの不動産投資のデメリット
テキサス州で不動産投資をする際の、デメリットについても見ていきましょう。
減価償却狙いでは不安が残る
もしテキサスでの不動産投資が、減価償却だけの目的ならばテキサス州での投資は懸念材料が残ります。テキサスでの固定資産税は他の土地と比較すると高めになっているので、償却できる金額に差が生じることでしょう。
自然災害がある
自然災害があることもテキサスでの不動産投資のデメリットです。テキサスではハリケーンなどによって洪水が起きることがあり、建物の損壊や浸水といった被害も多く発生しています。
どの地区でも自然災害のリスクはありますが、頭に入れておくことをおすすめします。
テキサスの特徴を理解して投資を先を選択しよう
アメリカでの不動産投資のメリットを活かすのに優れている地区が本記事で紹介したテキサス。経済成長や人口成長が見込まれるので、大きなメリットがある一方で、考えなければならないデメリットがあることも解説しました。投資にはリスクがつきものですが、テキサスはリスクが少なく狙い目のスポットでもあります。最新の情報を集めることで、テキサスでの不動産投資を成功させていきましょう。