大阪は不動産投資にぴったり？成功させるのに必要な秘訣とは？

更新日：2019年9月2日

大阪の不動産投資事情とは？

東京の不動産投資では、人口が多いだけでなく、今後も増えていくことが予想されるので安定して投資できるでしょう。
その点、地方都市では利回りが高いという特徴があるものの、人口減少が懸念されるので、安定して入居者を見つけることが成功のためのポイントとなります。

しかし大阪の場合には、他の地方都市と比較をすると不動産投資としての条件が良い事、また地価上昇率が高いことが大きな特徴です。

不動産融資をするのに、融資が受けやすいかという点は、非常に重要なポイントとなります。
融資を受けることが難しければ、新しい投資先を検討することが難しいからです。

その点で、大阪には金融機関も多く存在しており、融資を受けやすいという点がメリットです。
関西圏だけでなく、中国圏や四国の金融機関の支店も集まってきています。
多くの金融機関では、東京ほどの設備投資額が行われていないのが現状です。

中小企業では、設備投資額も大きくならないので、金融機関としては貸出先を探しています。
結果として、日本の第二の都市であるので人口も多く、なおかつ融資を受けやすいという不動産投資には好条件がそろっているのです。

大阪は商業地の地価上昇率が高いことも特徴です。
平成31年の地価公示のデータや、地価だよりを見てみると大阪での地価上昇率は、商業地では前年比で5.7％上昇するなどしており、6年連続で上昇しています。

特に住宅地よりも、商業地の上昇率が高くなっているのが特徴です。
東京オリンピックはもちろんですが、政府が外国人観光客の増加に取り組んでおり、インバウンド需要が増しているのも理由です。

これからの地価上昇も期待できるので、大阪での不動産投資が容易となります。

参考：大阪府都市整備部用地課　平成31年　地価公示価格一覧表
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5113/00017855/kakakuitiran.pdf

大阪は不動産投資にぴったり？成功させるのに必要な秘訣とは？

大阪で不動産投資を成功させる秘訣も見ていきましょう。
大阪の特徴を理解して、不動産投資をする必要があります。

大阪の不動産の特徴は、大型ホテルの開発が盛んになっていることです。
インバウンドの需要が増していることは、大阪の地価を上昇させる要因となります。
しかし地域によってニーズが異なるという点は、不動産投資を行う前に意識しておきたい点。

例えば、マンションに投資をするならば、都心ではワンルームの需要が高くなります。
しかし大阪市から転出するファミリー層が多くなっています。
これは、大阪市ではワンルームの需要があるものの、ファミリータイプのマンションが発展している地区での投資が必須です。

このように、東京とは地域に合ったニーズが異なることを覚えておきましょう。

大阪の土地の特性を生かして不動産投資も行いたいものです。

大阪では、梅田などは「キタ」、また心斎橋や難波周辺は「ミナミ」と呼ばれています。
しかしどちらも大阪の北部に位置しています。
大阪の北部には、多くの会社や商業施設が集中しており、大阪東部に人口が集中しているのが特徴です。

相場が高いマンションは北部に位置しており、インバウンド需要が増すにつれて物件相場が上がることが予想されます。
また東部は落ち着いた雰囲気となっており、森ノ宮駅周辺などは、住宅街として人気があります。

大阪の土地の特性を生かして、投資をすることは不動産投資を成功させるのに必要です。

大阪は不動産投資にぴったり？成功させるのに必要な秘訣とは？

不動産投資では、土地の特性などを活かして物件を選択することが不可欠です。
インバウンド需要が増しつつある昨今では、どのようなニーズがあるのかを注意深く検討することで、安定した不動産投資が可能となるでしょう。