不動産投資をするのに大阪を考慮される方もおられるでしょう。西日本の主要エリアである大阪も、不動産投資先として魅力があります。
では、大阪で不動産投資するならどのくらいの利回りや価格相場になるでしょうか?今回の記事では、大阪の不動産投資のポイントをご紹介します。
大阪で不動産投資をするメリットは?
関西に住んでおられる方なら、不動産投資先として大きな魅力があるのは大阪でしょう。関西で一番の大都市になるので、不動産の需要があるエリアです。では大阪で不動産投資をするメリットは何でしょうか?
- 人口増加
- 融資
- 北に会社が集中
- 耐用年数を超えても融資付できる
さらに詳しくて見ていきましょう。
都市部なので人口増加がある
大阪は東京都、神奈川県に次いで、3番目の都市となります。大阪の人口増は転入が転出を上回る傾向にあるので、賃貸の需要が増すことが予想されます。2020年1月時点での増減率は、1.95%です。
利便性が良い都市というだけでなく、企業が集中していることも人口増加の理由です。さらに、若年層の転入が多くなっているのも不動産投資の面でメリットとなるでしょう。
融資が期待できる
大阪では、不動産投資に際して融資が付きやすいというメリットがあります。大阪には、関西圏だけでなく中国圏や四国の金融機関の支店があります。そのため、多くの金融機関が融資先を探しているので、条件よく融資を受けられる可能性があるのです。
大阪の金融機関は、地元に根ざしたもので、大企業の本社が多数あるような東京とは状況が異なります。それで、大阪では融資を受けやすくなるのです。
北に会社が集中している
大阪の梅田周辺には、北とも呼ばれているエリアでオフィスビルやホテルが多くあります。タワーマンションやファミリーマンションなども集中しているエリアで、外国人向けのホテルも多数あります。
需要がある場所は物件相場が上がったり利回りが良くなったりしますので、不動産投資先として良いエリアと言えます。
耐用年数オーバーでも融資付できる
東京の場合では、耐用年数オーバーした物件に融資を付けるのは難しくなります。しかし大阪では、耐用年数が超えている物件でも融資が行われ積極的に取引されています。
耐用年数オーバーした物件は収益性が高くなることが多いので、投資家としてはメリットになるのです。
大阪で不動産投資をする利回りや価格相場
大阪で不動産投資をする際にどのくらいの利回りになっているのか、また価格相場について見ていきましょう。
どのような利回りになっているのか、また家賃相場を見ていると投資すべきエリアなのか見分けられるでしょう。
大阪の土地相場
大坂の土地相場は高いと言えるでしょう。特に住宅地よりも商業地でその傾向は強くなります。
例えば、2019年3月時点での商業地の変動率は6.4%です。東京圏では、変動率は4.7%となっているので、東京よりも大きな値動きがあることが分かります。
土地の価格としては東京には及ばないものの、上昇が見込めるのが大阪です。
大阪の家賃相場
大阪では、北区、中央区、西区で家賃相場が高くなっています。
ホームズのサイトでは、大阪のワンルームマンションの家賃相場のランキングでは、中央区が7.1万円でトップです。さらに北区で7万円、西区でも6.6万円と高い水準です。
不動産投資では、この3つのエリアが家賃が高いことから収益性が高くなることが予想されます。
大阪の利回りは高め
大阪の利回りは、東京の主要エリアの城東や城南地区よりも高くなっています。
2019年10の不動産投資家調査では、城南地区の平均利回りは4.3%、城東地区で4.5%です。それに対して、大阪であれば4.9%と高くなっているので平均利回りも高めの数字です。これも、大阪で投資をするメリットとなります。
まとめ
大阪では不動産投資をするメリットがたくさんあるので、これから投資をする方にとっても狙い目となるでしょう。東京ほどの賃貸マーケットがないとしても、適切なエリアで投資を行うことで収益を期待できます。
利回りも高い大阪で、不動産投資を考えてみることをおすすめします。