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年収・手取に対する家賃相場は20%がベスト【10万円を貯金する方法】

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1人暮らしを始めようと思っても、実際どれくらいの家賃に設定すればいいのかわからない。どれくらい生活費がかかっていくの?など、様々な不安がありませんか?

今回は、その不安を取り除くために「年収と家賃の関係」、「人々の現在の家賃に対する考え方」、「手取り30万の人の生活費シュミレーション」などをまとめてみました。

その結果、家賃を手取りの20%に抑えると、10万以上も貯金できるということがわかりました。是非、参考にしてください。

年収・手取り・家賃の相場とは?相関表を作りました

【月の手取り額(年収)】 【家賃(円)】
18万(300万) 60,000~65,000
22万(400万) 70,000~75,000
25万(500万) 80,000~85,000
30万(600万) 90,000~95,000
35万(700万) 100,000~105,000
40万(800万)  110,000~115,000
45万(900万) 120,000~125,000
60万(1000万) 150,000~155,000

20~30年前は、家賃は手取り金額の3分の1が適正と考えられていました。
当時の平均的な手取り額が30万です。そこに家賃10万円を充てて、残りで暮らしていくというスタイルだったようです。

しかし、この3分の1 という数字は、実際のところ何も根拠がないのです。それでは、現在における、生活にゆとりを持っていける現実的な家賃はどれくらいなのでしょうか?

家賃は手取りの20%が理想、住宅費係数から考える


現在は、20~30年前と比べて、平均月収は下がり続けています。大体27万前後と言われています。そこに3分の1を当てはめると、適正な家賃は9万ということになります。

「住居費係数」というものは知っていますか?家計の中で、食費の占める割合を示す「エンゲル係数」というのは聞いたことがありますよね。

「住居費係数」とは、家計の中で住居費・家賃の占める割合のこと

1人暮らしの平均エンゲル係数は約30%です。それに対して、住居費係数は34.7%という統計がでています。

しかし、実際の声を聞いてみたところ、「34.7%は高すぎる」と考えている人が59.9%、その中で「負担を減らしたい」と考えている人が32.7%、「高いが仕方がない」という人が27.2%もいます。半数以上の人が高いと考えているんです。

さらに、家賃は年収の20%程がゆとりをもって生活できると考える男性が35.2%女性は31.7%います。2012年以降、最も人気のある部屋の間取り「1DK」でしたが、2016年には「1K」になっています。

家賃にかけるお金を減らしていきたいと考える人が増えていることがわかりますね。
最近では「シェアハウス」も増加してきており、「家賃と光熱費を合わせて3~5万」という人も珍しくありません。

さらに、手取り額が少なくても、社宅や住宅手当の支給など、手当てが充実している会社も少なくありません。安い穴場の物件や、物価の安い街で探してみるのもおすすめです。

手取り30万(年収600万円)で貯金額をシュミレーションしてみる


家賃は年収の20%程度だとゆとりが持てるということがわかりましたね。では、実際の生活をシュミレーションしてみましょう。

手取り額30万としたシュミレーション

 

収入 300,000
家賃 -60,000
食費 -20,000~60,000
光熱費 -15,000
通信費 -10,000~20,000
交際費 -30,000~60,000
 雑費(日用品など) -5,000~
貯金 =80,000~160,000

いかがでしょうか?食費や交際費は外食や飲み会、遊ぶことが多い人も想定して、多めに見積もってあります。家賃を手取り額の20%に抑えると、月々およそ10~15万も貯金できるのです。

これが30%だとすると、家賃は9万円なので貯金額は3万円も少なくなってしまいます。
もしもブランド品や時計などの高額な買い物をしたら、貯金できないこともあります。

家賃を10%減らすだけで、ゆとりを持って10万以上貯金をできて、時にはブランド品なども買えてしまうんです。家賃を抑えて心も豊かに暮らしていきましょう。

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賃貸”住まい”の新しいカタチを提供するEdge編集部が記事を書きました。

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