初めての就職にしろ、転職にしろ就職先選びには、色々と悩みは尽きものです。
選んだ場所で、自身の大事な時間を費やすわけですから、価値があるものにしたいのは当然ですし、できる限り失敗はしたくはないものです。
価値ある時間を生み出すために管理会社に就職をするという選択肢はありなのでしょうか?
詳しく解説していきます。
1、中小企業、ベンチャー企業で働く理由
就活生と一括りにしてみても、見方や考え方は各人全くといっていいほど違います。
とにかく大手企業の内定しか考えてない人もいれば、自分に合うベンチャー企業を探している人もいます。
それぞれ描いている理想が違いますから、なにが正解だと言えるものではありませんが、自分にとって価値があり、就職先の企業にとっても価値が生み出されているというのが理想的だとおもいます。
大手企業には出来上がった看板があります。そうした社会からの信頼をを活用することで、大きな取引を発生させやすくなります。
逆に中小、特にベンチャー企業には大手企業のような看板はありません。
まず、会社の名前に信頼がないところからのスタートですから、自らが信頼される言動を示すことが要求されます。いちから作り上げる必要があり、大企業と肩を並べる取引きをしようと思うと大変な苦労が伴います。
中小企業やベンチャーで勤める社員の方が、大手企業の社員よりも大変だと言いたいわけではありません。大手企業は大手ならではのプレッシャーがあり、面倒くささや、やりにくさを感じることが多くあります。その点ベンチャーは比較的裁量権をもち易く、自由さがあります。
企業の大小関係なく、それぞれで働くメリット・デメリットは存在します。
その上で、中小企業や ベンチャーで勤めることの最大のメリットは?と聞かれれば「多くの経験が積める」ということが言えるのではないかと思います。
化粧品会社を例にとれば、商品をひとつ販売するだけでも、商品企画から商品開発、製品管理、品質管理、在庫管理、広告宣伝活動、営業活動、アフタークレーム対応、販売活動など、ちょっと考えただけでも色々な役割があります。
大手企業であれば、この各役割毎に担当者や組織部門が存在することが多く、その部門毎に責任範囲、やることや持ち場が決まっています。
しかし、これがベンチャー企業となれば、そこまでの人員を割けらませんから自ずと担当者一人に何役もの役割が降りかかります。
もちろん一人では到底できる仕事量ではありません。社内外問わず協力者、パートナーシップをもつ仲間を探し、関係を作れるかどうかが鍵となり、人間関係構築能力が問われます。
そのセクションだけしか見ていない担当者と比べると、積める経験値は雲泥の差です。こうした経験がベンチャーに身を置くメリットと言えます。
2、管理会社で働くメリット
管理会社の業務はとにかく多岐に亘ります。
管理業務は、まずオーナーや家主さんがやるべきこと全てが業務になりますから、入居から退去までの入居期間と、退去から入居までの退去期間それぞれで業務が発生します。
入居期間には、入居契約手続き、入居中の対応、退去の手続きまでで一連の業務。退去期間には、退去後リフォーム、リーシング活動等の業務があります。業務が多岐に亘りますから、そのタイミング毎に対応力が求められます。
そんな管理運営業務の中でも特に重要視されるのが、所有者、オーナーへのマネジメント業務です。
賃貸経営は、収益の最大化がテーマになりますから、管理運営業務の他、経費削減対策、節税対策、有効な投資企画提案、それからファイナンスのアレンジなども求められます。社外で優秀な人材とのパートナーシップの関係構築ができるかどうかも重要です。
マルチタスクの処理能力の他、マネジメント能力、アレンジ能力も必要になり、そういう経験を積めることがメリットと考えることができます。
管理業に従事するメリットでもう一つ大きな魅力が「価格決定権」を持つということです。
価格決定権をもてる仕事は、他業種を見てもそれほど多くありません。いち営業担当者が、担当する販売商品の価格を決定する権限をもっているということは珍しいことです。
賃貸経営でいう価格とは「賃料」にあたります。担当する物件をいくらの賃料で募集するのかを決定するのが担当者の重要な役割のひとつです。この賃料設定如何で収益が大きく変動しますからリスクも伴います。担当者としての判断力が試されるポイントです。
こうした価格決定権をもつということは、情報収集力を発揮し、マーケティングを行い、価格決定の判断を下すことができる力を身に着けるということであり、今、どの業界でも求めれているファイナンス力を磨くことに繋がります。
3、”その”管理会社で働くことを選ぶ理由
働くならどんな業界か?や、どんな業種か?を検討することは大事ですが、最後に問うべきは、どんな会社か?になります。
就職先を決めるということは、結局のところ、その会社がどんな会社か?を判断するということになります。
例えば、管理業界に興味を持ったとして、求人募集中の管理会社を調べてみると、数多くの会社が出てきます。その中からどの会社を選べばいいのか?
その選び方のひとつとしてオススメできるのが、
「その管理会社が、社員に何を求めるているのか?」に着目することです。
これは、その会社の人材像を問うことにもなります。
その管理会社が社員に求めているのが
物件、建物をマネジメントすることか?
所有者、オーナーをマネジメントすることか?
のどちらであるのか?
もっと言えば
人を中心に据えているのか?
のどちらにであるのか?
結論から言うと、人を中心に据えたマネジメントを求める管理会社でなければ選んではいけません。
なぜなら、賃貸市場にも今、IOT、テクノロジーの波が押し寄せてきています。
真っ先に、物件や建物にかかるマネジメントは、AIやロボットに取って代わられることになり、極端な言い方ですが、人がしなくてもいい仕事になることも考えられます。
先述したように、収益の最大化のための節税対策やファイナンスのアレンジなど、人を中心としたマネジメントをしない限り、スキルアップする目的も経験値をあげて成長する意味が見当たらなくなります。
4、edgeを運営するエスタス管財はどんな会社か?
当社エスタス管財がこのedgeを運営する目的は、不動産の情報格差によって騙されたと感じてしまう人や、損をさせられたという人をひとりでも少なくすることにあります。それが不動産業界のイメージをよくすることに繋がると思っています。そのため、できる限り不動産に関わる人たちに最新で最適は情報をお届けできるよう努力しています。
当社の提供するマネジメントも同じように、やはり人を中心に据えています。社員にはそうしたマネジメント、発信ができる人材に成長することを求めています。
また、どう成長してほしいかを具体的な人材像として明文化をしています。
・自身の存在価値を表現することに積極的で自らの成果、行動をマネジメントできる人材
・管理運営のプロフェッショナルとして知識、能力、経験において精通した人材
・資産運用のパートナーとして顧客への関り、他者(社)との共働を生み出し、舵を握ることができる人材
・自ら課題を見つけ積極的に学ぶ姿勢保ち、情報を取得し活用に向けて行動できる人材
・目標は高く、かつ厳しく管理でき、周囲にもその厳格さをもった関りができる人材
・自身の強みから役割を理解し、失敗を恐れずチャレンジする姿勢をもち成果に貢献しようとする人材
もちろん会社として社員に成長を求めるだけでは無責任になります。
人材像に照らした成長を遂げてもらいたいことを表明するだけでなく、実現のために現実とのギャップを埋めることを促すマネジメントで、チャレンジできる環境づくりとバックアップに責任を持ちます。
また、経営理念の中で「社員の物心両面の幸せを創る」と宣言していますから、やる気があるメンバーがチャレンジ出来る場の提供とともに、努力し、成果があがったのなら評価に伴って利益の配分を行います。利益の一定割合は配分するとした成果配分基準を設けてもいます。
会社の理念を実現できるかどうかは、それを体現できる社員がいるかどうかに尽きます。
人を中心に据えたマネジメントができる人材、組織に成長することがその実現の最短距離になると思います。
こうした当社の考えに共感し、ともに成長目指そうと考える人が、チームの一員になってくれることを期待しています。