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【海外不動産投資】スペインの2020年情報まとめ

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不動産投資先として、また移住先しても人気のスペインですが、投資を成功させるために最新の市場動向を知っておきたいものです。2020年は感染症の影響も大きかったですが、不動産市場にどのような影響を与えたでしょうか?

本記事では、2020年のスペインの不動産市場について説明いたします。

【2020年】スペインの不動産市場

スペイン ミハスの白い村

感染症の影響が世界中に広がった2020年にスペインの不動産市場がどのように反応したのか見ていきましょう。価格が割引されたり、2021年に価格の上昇が見込まれるなどしていますが、これらは在宅率の高さが影響しています。

2020年は不動産価格が割引される

外出禁止になると、自宅にいる時間が増えるので、自分用の物件探しをする機会が増えています。一時的に不動産価格が割引される傾向がありますが、しかし住宅需要の増加に伴って市場も回復されると予測されているのです。

スペインでは不動産価格が下落傾向にありますが、2016年から賃料が大きく向上した背景があります。さらにコロナワクチンが広まれば市場も回復されると見込まれているので、不動産市場として大きく下落しているわけではありません。

しかしコロナで売却できない恐れがあることから、割引価格で売却している所有者もいます。売買を行いたい投資家にとっては良い機会となるでしょう。

2021年には価格の上昇が見込まれる

賃貸物件などは、観光客向けの賃貸物件の過剰供給により賃貸価格が下落しました。しかしスペインの不動産協会は2021年夏には不動産市場の傾向が変化する可能性について予想しています。

2021年6月以降には、観光が再開されて供給が減少するだけでなく、消費の再開によって不動産価格が上昇し始める可能性があります。長期的に見るならば投資家にとって好条件の物件を購入できる機会になるかもしれません。

外国人による住宅購入は急落

外国人の移動も制限されているので、外国人による住宅購入が急落したのも2020年の特徴です。2019年上半期と比較して、2020年は37.4%減になっています。

2013年以降で最低の数値となっており、パンデミックによる制約の影響が出ているのです。もちろん動画によって不動産の内覧ができるので、投資自体は可能です。

しかし2020年の取引件数は減少しています。今後、観光や移動の制限がなくなったときには、回復することでしょう。それまでは条件にあった不動産物件を見つけやすいともいえるかもしれません。

スペインでの不動産投資のポイント

スペインで不動産投資するときの注意点を見ていきましょう。言語の壁や税金などの料金に注意しておきましょう。

言語の壁に注意

スペインでの投資の注意点として、言語の壁があります。英語圏ではないので、弁護士や業者が英語を話せるとは限らないからです。スペインでは土着の言語が話されており、スペイン語の他にも州ごとに別の言語が公用語とされています。

現地で業者を探すときには、手続きの際のコミュニケーションが問題になることもあるでしょう。ポルトガルやキプロスなどと異なって、英語を話せる人がいない可能性もあります。不動産業者や弁護士との言語の壁がないかをよく確認しておきます。

税金や諸費用に注意

スペインで住宅購入をすると、スペインの自治州によって支払う税金の種類や金額が異なります。付加価格税資産譲渡税が課税されます。

また公証人費用や不動産登記所費用が必要です。不動産業者を通して物件を購入するのであれば、買主も費用の支払いが必要となります。一般的には売買金額の3%です。さらに登記手続きに代行業者を利用するのであれば、手続きの費用が求められます。

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まとめ

サン・ニコラスデ・バリ大聖堂

スペインの不動産市場は、2020年に割引価格で取引されています。一時的に住宅価格が下落していますが、今後消費が回復すれば不動産市場も回復するとみなされているので、大きな下落はしないとの見通しです。

外国人による物件購入するは減少してますが、2021年以降には不動産価格が再度上昇するのではとされています。観光が再開されるタイミングや不動産市場への影響に注目です。

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