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【海外不動産投資】ハワイの2020年情報まとめ

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ハワイの不動産は海外不動産投資の人気が高いエリアです。人気があるからと言って失敗するリスクが少ないわけではありません。特にハワイはリゾート地なので、感染症の影響から旅行客の減少があります。

では、2020年のハワイの海外不動産投資はどうなっているでしょうか?2020年の状況や注意点をご紹介します。

【2020年】ハワイの不動産投資状況

ワイキキ(ハワイイメージ)

ハワイの2020年の不動産投資状況を見ていきましょう。感染症の影響による渡航制限があったことから、訪問者が大幅に減少します。観光業が最大の産業であるハワイに大きな影響を与えています。渡航者の制限はあるものの、不動産価格への影響はそれほどありません。

訪問者数の下落

2020年の大きな変化として、ハワイへの訪問者の下落でしょう。隔離が始まってからハワイへの旅行客が98%も減少したというデータもあります。これまでは海外からハワイに訪問する人が多かったものの、2020年はアメリカ人の訪問者の方が多くなるという現象になりました。旅行目的よりもビジネスや家族・友人に会う目的で滞在している人が多くなっています。

2020年も値下がりはない

不動産の価格水準は、2020年に入ってからも値下がりしているわけではありません。2020年12月のHi Central.comのレポートを見ても、戸建てとコンドミニアムの価格は前年比でプラスで推移しています。

コロナはアメリカの経済に大きな影響を与えていますが、ハワイにおける不動産価格には大きな影響を及ぼしていません。新築住宅の供給が少ないことや長期金利引き下げの影響もあり住宅需要は増加しています。

取引件数は維持

ハワイへの渡航者が減少したことにより、住宅の取引数も少なくなっていました。戸建ての取引件数は増えているものの、コンドミニアムの取引件数が前年比で少なくなっています。

戸建ての取引件数は、依然として増加傾向にあるので、住宅需要は今後も高くなると予測できるでしょう。

ハワイへの不動産投資の注意点

指差す女性

ハワイへの不動産投資を行う際の注意点を見ていきましょう。節税目的の投資は不向きなことやコンドミニアムは利回りが低くなる点は注意すべきです。

節税目的には不向き

海外不動産投資を考慮している目的に、節税は大きなウエイトを占めるでしょう。しかし節税目的でハワイの不動産を入手するのは不向きといえます。というのも、アメリカの他の州と異なり、ハワイではコンドミニアムの人気が高いです。しかしコンドミニアムの利回りは低くなりがちなのです。

海外不動産の減価償却が経費に含められなくなることから、利回りも低く減価償却も難しい不動産による節税が見込めなくなります。節税が主な目的になっていたのであれば、ハワイの不動産投資には慎重になるべきでしょう。

売却時に税金が発生する

ハワイの不動産投資で考えられるリスクに、高額な税金の発生があります。為替による変動やエージェントに支払う諸経費が高くなって、予想よりも多額のコストが発生するリスクがあるのです。

不動産売買のときには、アメリカドルで行いますが、日本の税金は円換算されます。また購入時よりも売却時に諸経費が高くなる点も懸念されます。売却に際して必要な税金や諸経費の計算を徹底しましょう。

コンドミニアムは利回りが低い

ハワイは海外不動産の投資先の中でも物件が高く、さらに管理や売却の諸経費も高くなりがちです。コンドミニアムの利回りが低いだけでなく、経費も増えていくと利益を圧迫します。

アメリカの不動産で節税になっていたのは、木造の一戸建ての物件でした。ハワイのようなコンドミニアムは鉄筋コンクリート造りということもあり、減価償却の観点からもメリットが少なかったのです。

まとめ

ハワイの絶景(Waikiki Beach)

ハワイは不動産投資先として人気のエリアですが、諸経費などが高くなりがちな点やコンドミニアムを好む方が多いことが懸念点になります。

コロナの影響はありましたが、住宅価格や取引件数には大きな影響は出ていないので、今後も慎重に投資先を検討するとよいでしょう。

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