九州や沖縄は、南に位置しているので暖かな気候が魅力です。また、沖縄には多くの島があるので南国での島暮らしを始めることもできます。
この記事では、九州・沖縄でおすすめの移住先を5つご紹介します。どのような特徴や支援施策が行われているのかみていきましょう。
九州・沖縄の移住先5選!
九州は南の温暖な気候、また太平洋と日本海に面しているので豊かな海の幸が期待できるエリアです。沖縄の場合には四方を海に囲まれているので、豊かな自然が堪能できます。
理想の田舎暮らしを実現させられる街をご紹介します。
自然と素晴らしい風土が魅力の「鹿児島県 霧島市」
霧島は日本で初めて国立公園に指定された霧島連山の自然やそのふもとにある温泉が魅力です。最高峰の韓国岳は1,700mもあり、桜島などを臨むことができます。また一帯には温泉やスポーツの施設があるのでアクティビティを楽しむことも可能です。
市としても、移住を促進するために複数の施策が行われています。例えば、空き家の有効活用や転入定住者に補助金や子育て加算金が支給されています。実際に施策を行うようになってから、霧島に移住してくる人の数は、平成30年で過去最高数なので上昇していることがデータからも明らかです。
多くの移住者が情報発信しているので、どのような生活になるのかイメージしやすいのも魅力的でしょう。九州のゆったりとして暮らしをするのにぴったりのエリアです。
都会と田舎のバランスが良く住みやすい「福岡県 北九州市」
本州と海を挟んだ九州の玄関口にある北九州市。人口は95万人いる政令都市で、都会の便利な暮らしができるだけでなく、釣りやサーフィンなどのアクティビティが楽しめる海、また季節の草花が生息する山に囲まれています。
飛行機やフェリーなども発着しているので、実は交通の便もよく、飛行機では90分で東京に行くことができます。九州の交通の中心地でもありますので、陸のアクセスも充実しており、不便さを感じることがないでしょう。
また、物価が安い、賃貸も平均価格が安いなど、生活がしやすいというデータもあります。
他にも、子育てしやすい街としてランキングの上位に入っており、9年連続待機児童が0人という数字もあります。子育て世帯にとって、保育サービスがが充実しているのは魅力です。
田舎の島暮らしができる「沖縄県 石垣市」
石垣島は沖縄本島から南西へ、およそ400kmの海に浮かぶ島です。沖縄本島、西表島に次いで3番目に大きい島です。
石垣市は日本最南端の拠点となる街で、新空港が開港されたことにより年間観光客が増加したり、台湾と香港などの観光客が増えています。
定期的に東京で移住に関するイベントを開催しているので、島暮らしがどのようなものか相談してみることができます。観光やリゾートの仕事がたくさんあるので、石垣島で仕事がないのではという心配は少ないでしょう。
島暮らしという本島や本州での暮らしとは異なる部分もありますが、アクセスが良いことやスーパーやコンビニなど通常の生活に困ることはないです。デメリットなどをよく考慮した上で移住するなら長く滞在できるでしょう。
自然と歴史が詰まった「熊本県 菊池市」
熊本県の北東部に位置しており、菊池川や合志川の恵みのもとに古い歴史と伝統が魅力の街です。
南北朝時代に菊池一族が本拠地としていた場所で、市内にも多くの遺跡が残っています。江戸時代から菊池米は最高級の米として発展してきました。
移住支援として、東京圏から菊池市に移住された方には移住支援金として世帯で100万円、単身で60万円が支給されます。また起業に挑戦される方には、最大で300万円が交付されます。
「きくち暮らしのすすめ」というポータルサイトでは、菊池市の紹介や空き家バンク、またお試し住宅情報や子育て情報などを得ることが可能です。
青い海と空に囲まれた「宮崎県 宮崎市」
宮崎市は宮崎県の中央部にあり、青い海や空、また四季の花や植物に囲まれた都市です。
年間の平均気温が17℃と温暖なことから、スポーツのキャンプ地として利用されたり、ゴルフやトライアスロン、サーフィンなどを楽しめるスポットが多いです。
移住サポートとして、青島地域をモデルとして新婚世帯への家賃支援や空き家の改修費の補助などがあります。
市役所には、移住コンシェルジュが配置されており、移住の相談ができます。
まとめ
九州と沖縄地方は、温暖な気候に恵まれているので過ごしやすいエリアでしょう。
離島になると、暮らしが大きく変わるので、メリットとデメリットをよく考慮して決定するとよい移住生活ができます。