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不動産業界なら高卒でもおすすめ!仕事内容や取りたい資格を紹介します

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不動産業界は学歴がほとんど関係なく、実力次第で高卒であっても大きな収入を得られる可能性があります。

この記事では不動産業界の仕事内容から業界の現状や魅力、求められるスキル、取っておきたい資格などを紹介します。不動産業界に就職・転職を考えている方は必見です。

1.高卒でも不動産業界に就職できる?


結論から言えば、高卒でも関係なく不動産業界に就職できます。特に営業職は実力主義なため、高卒だろうと大卒だろうと関係ありません。

営業として経験を積みながら、資格を取れば仕事の幅も広がりキャリアップして収入を高くすることもできます。

最初は大卒の方が給与の面でも仕事内容の面でも有利かもしれませんが、最終的には学歴ではなく顕著に実力で差がつく業界です。

2.不動産業界の仕事


不動産業界の大まかな仕事内容や気になる労働時間や休日についてお伝えします。

2-1.不動産業界の仕事内容

不動産業界で最も多い職種が営業です。マンションの販売や売買・賃貸の仲介などを行います。また法人向けに営業することもあり、会社によってどんな物件を扱うかによって同じ営業でもお客様の層や営業の仕方は変わってきます。

またオーナーの代わりに不動産会社が施設のメンテナンスやテナント誘致、居住者の募集など不動産の運営をする仕事です。

そして企画・開発の仕事です。この仕事は住宅やオフィスビル、商業施設などを企画して提供していきます。複合施設の開発やエリア一帯の再開発などの街づくりを任されることもあります。

設計士やデザイナー、施工会社など多くの関係者をまとめていく責任も大きな仕事です。

会社によってはこれらの仕事を1つだけやっているところもあれば、すべて行っているところもあるので、募集要項を確認しておきましょう。

2-2.働く時間と休日

基本的な労働時間は9:00~18:00くらいまでの実働8時間ほどです。賃貸仲介の店舗で働く場合はもう少し遅く、10時~19時が定時で設定されています。

ただ高額な投資用不動産などの営業をする場合はお客様の都合に合わせることになり、早朝や深夜に働くこともあります。それ以外は、夜遅い時間まで働くことはあまりありません。

また一般的な不動産業界の休日は毎週水曜日です。お客様が動くことの多い土日はほとんど休むことができません。そして水曜日が休みだといってもお客様がいれば働くのが不動産業界です。

繁忙期は休日でも働き続けることを覚悟しなければいけません。友人と休みが合うことも少なくなりますし、休日を重視するなら不動産業界は避けたほうがいいでしょう。

会社が賃貸仲介以外の仕事も行っていて、たとえば不動産開発などの部署に配属されてオフィスワークする場合は、一般的な会社員と同じ土日休みになることもあります。

賃貸仲介ならば水曜日休み、企画開発なら土日休み、投資用不動産営業ならお客様都合という風に大まかに考えておくといいでしょう。

3.高卒で不動産業界に就職したときの給料


高卒で就職した時の給料は20万円程度です。ただし不動産業界は他の業界に比べて学歴が理由で大きく給料に差がつくわけではありません。

基本給には高卒と大卒で多少の差はありますが、歩合給の部分が大きく全体として学歴による差は小さいです。それよりも個人の売上や成績が給与に直結します。

成績次第で学歴が高い人にも給与で負けない可能性がある点は不動産業界の魅力です。

4.不動産業界で働くときに求められるスキル


不動産に関する知識は大前提として、語学力とコミュニケーション能力も求められます。

4-1.不動産に関する知識

不動産業界で働くならば当然、不動産に関する知識は「専門家」と呼ばれるくらいまで知っておくことは大前提です。

今ではネット上でほとんどの情報をお客さんは知ることができます。そのため、お客様以上に知識があることは絶対です。そうでなければ単なる価格競争となって、仲介手数料が無料なところやまけてくれるところに契約を取られてしまいます。

とは言え、不動産は複雑なものですぐに全てを身につけられるわけではないので就職するときは最低限の知識でも構いません。あとから詳しくお伝えしますが、「宅地建物取引主任者資格」を持っていればプロとして、最低限の知識は持っているとみなされます。

その後はあなたのキャリアプランにもよりますが、難易度の高い不動産鑑定士の資格に挑戦して、より専門性を高めていくこともおすすめです。

4-2.コミュニケーション能力

不動産営業で最も重要なスキルはコミュニケーション能力です。お客様の要望を聞き、まだ表に出ていない要望を引き出す力が求められます。

お客様はほとんど不動産の素人ですから、相手にわかるように伝えるというのもコミュニケーション能力の一つです。独りよがりにならず、相手の立場から話を聞き、お客様に期待以上の満足を提供することが求められます。

コミュニケーション能力は個人向けの営業だろうと法人向けの営業だろうと高めていくことが大切です。

4-3.語学力

特に最近求められるようになっているスキルが語学力です。外国人をお客様とすることも増えてきている今、英語や中国語を話せることが1つの差別化要因となっています。

特に大きな企業ほど中国などのアジア圏へ進出している段階です。まだ日本でも中国語を話せる人は少ないので、英語だけでなく中国語も合わせて使えるようになっていればたとえ高卒であっても大手企業で採用されやすいです。

また外国人が日本に移住してくることも増えてきているので、国内向けの賃貸営業だったとしても外国語を話せることは求人の選択肢を増やすことにつながります。

採用する側にとっても、語学力がある人物を採用すれば教育コストがかからず事業の幅を広げることができるメリットがあります。

5.不動産業界の魅力

不動産業界の魅力は、一番は収入が高いというところです。人の出入りも激しく、労働時間もなりがちな業界ではありますが、歩合制の営業職であれば、月に100万円超える給料になることも珍しくありません。

しっかりと売ることができれば学歴も年齢も関係なく、高い収入を得られるというのは非常に魅力的です。

また、収入以外にも不動産営業をしていると様々なお客様と会話することになります。そこでは所得や年齢、考え方が全く違う方々と接することになるので、今までの自分の固定概念のようなものがひっくり返ることもあります。

お客様と接しながら自分自身が成長していけるというのもやりがいがあります。

そして不動産営業をしていると、業務を通して街の不動産についても見極める力がつきます。将来自分の家を持つことになったときや、不動産投資を始めるようになったときに営業マンのセールストークに惑わされることなく、冷静に判断できるというのも不動産業界で働く魅力の1つでしょう。

不動産の知識は知っていて損するものではありません。不動産業界で得た知識や経験は転職時にも役立ちます。セカンドキャリアとして、個人のファンドマネージャーや不動産会社の経営などの選択肢も広がる仕事です。。

6.不動産業界で大変だったこと


不動産業界で働かれていた方にどんなことが大変だったかを聞きました。

6-1.厳しいノルマ

不動産業界の営業職は1日アポ○件、月間契約数○件というように厳しいノルマが課せられています。ノルマを達成していなければ夜の23時近くまで働くことも珍しくありません。

そしてノルマが達成できなければ、上司からもらう言葉はアドバイスではなく罵声でした。月末には契約が取れるまで帰ってこられない雰囲気で、事務所では大きな声が聞こえて全体が暗い雰囲気になりました。

6-2.飲みニケーションが重要

不動産業界は体育会系の風合いが強いです。そのため上司や先輩から飲み会に誘われると断ることができません。

お酒を飲めなくても無理に勧められました。先輩が飲んだら後輩はそれ以上飲まなければならない雰囲気になり、記憶が飛んだことも一度や二度ではありません。

6-3.気合いと根性でなんとかなると思っている

契約が取れない時、上司に相談すると気合いが足りないからと言われました。成績が悪いのは「頑張っていないから」と言われ、長く続く説教が辛かったです。

論理的な方法で問題を解決しようとしない点にストレスがたまりました。

また体調不良のときも、インフルエンザのように周りに移してしまうような相当悪い場合以外休むことができない環境でした。体調不良も気合いで乗り切れるという考えが蔓延していました。

7.不動産業界で働くなら取りたい資格

不動産は複雑な分野で、専門的な知識を持っていることを証明する国家資格があります。ここで紹介する2つの資格を持っていれば、たとえ業界未経験であったとしても就職しやすいです。

7-1.宅地建物取引士

通称「宅建」呼ばれる資格です。毎年20万人近い人が受験して、3万人前後の合格者が出ています。合格率15%程度ですが、国家資格としては高い合格率と言えます。

不動産の賃貸契約をご自身でされた経験があれば覚えているかもしれませんが、契約時には「重要事項の説明」というものが不動産会社で行われます。

不動産は物件を見ただけではわからないことばかりです。見た目のよい物件でも、実はオーナーのローン支払いが間に合わず売却物件になってしまうということも最悪、有りえます。

そこで法律は不動産の売買・賃借のときには、その物件について知っておくべき項目をまとめて、買い手・借り手に書面で通知し説明するようにと定めました。

ですが、不動産の情報は複雑で難しいです。不動産業界で働いているからと言って誰にでも説明を認めて、説明不足によってトラブルになってしまってはいけません。そこで、不動産に関する十分な知識を持っていると証明する国家資格を導入し、その資格保有者にだけ、重要事項説明の業務ができるとしました。

この資格を取得した人が「宅地建物取引士(宅建士)」です。

実際には宅建の資格は不動産業界で働く場合、持っていなければ恥ずかしいと言われるくらい必須のものです。資格を持っていなかった場合、入社後すぐに取得することが義務付けられているのが一般的です。

7-2.不動産鑑定士

不動産鑑定士は、不動産の価値を評価するために必要な資格です。地域の環境や諸条件を考慮して、不動産の有効利用を判定し、適正な地価を判断します。

不動産の価格についてだけでなく適正利用の専門家です。不動産鑑定士は、不動産に関するコンサルティングや、公共用地の取得、相続税標準地の評価など公共団体や民間からの依頼に応じて、不動産の専門家として業務を行います。

その分、資格取得も難しく、国家資格の最終合格率は2~3%程度です。今でも不動産鑑定士の資格を持っている人数は10,000人もいません。非常に希少価値が高い人材となり、就職・転職に有利なるメリットもあります。

8.まとめ


不動産業界は高卒でも実力次第で大卒にも負けない給料をもらえる可能性があります。専門的な知識やコミュニケーション能力など、スキルが収入に直結する実力主義が強い業界なので、負けず嫌いな方には特におすすめです。

仕事内容はハードで離職率は高い傾向にありますが、それに見合うだけの経験や収入を得ることができます。

不動産業界に興味があればぜひチャレンジしてみてください。

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賃貸”住まい”の新しいカタチを提供するEdge編集部が記事を書きました。

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