不動産投資と聞いて、難しいもので何からスタートしたら良いのか分からない、お金がないからできないと思っている方も多いかもしれません。
しかし、不動産投資に関する知識を集めるなら、投資の始め方は難しいものではないことに気が付きます。もちろんデメリットはありますが、優れた投資対象です。
では、不動産投資の始め方はどのようなものなのか見ていきましょう。
不動産投資とはどのようなもの?
不動産投資とはどのような事業のことを指すのでしょうか?
簡潔に言うならば、利益を得るために不動産運営をすることです。収益を得るにはいくつかの方法がありますが、利益のために投資するなら不動産投資と呼べます。
不動産運営をすること
不動産を購入し運営して利益を得ることが不動産投資です。利益を得るための方法にはいくつかの種類があり、キャピタルゲインやインカムゲインがあります。
キャピタルゲインとは、不動産を購入してから購入した金額よりも高く売却して利益を得る方法のことを言います。売却益をメインにした方法で、大きな利益をすぐに手にすることができるという特徴があります。
一方インカムゲインでは、不動産を購入して賃貸として貸し出すことで利益を出すことを言います。家賃収入がこれに相当し、長期的な収入が魅力です。
空き室もあることを想定して、運用コストを除いていかに利益を出せるかがポイントになります。
ミドルリスクでミドルリターンの投資
不動産投資に限らず、投資の対象にはリスクが存在します。もちろんリターンもありますが、リスクに比例することが普通です。
その点で考えると、不動産投資はミドルリスクのミドルリターンと言えるでしょう。一定のリスクはありますが、リターンも安定しているからです。
不動産投資のメリット
不動産を購入し、運営していくことにどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
- 安定した収入
- 返済後には家賃収入になる
- 節税効果
どのようにこれらのポイントがメリットにつながるのか、さらに詳しくご紹介します。
毎月安定した収入になる
入居者を確保できるなら、安定した収入を期待することができます。
一般的には一度入居してもらうと2年から3年ほどは住み続けることが多いので、その間は安定した収入となるため毎月安定した収入があるのは安心材料となるでしょう。
そのためにも、需要がある物件を見極めることや、サブリース契約などを考慮することが大切です。
ローン返済した後は家賃収入が入る
不動産物件を購入してから、30年間かけてローンを返済したとします。30歳で購入すると、60歳以降はローンの支払いがなくなるので家賃収入が手元に入ってきます。
定年を迎えてから収入がなくなっても家賃収入があるのは大きな助けになるでしょう。老後の生活費を補填する収入になるのは、不動産投資の魅力です。
節税効果がある
節税効果があることもメリットです。
普段会社に確定申告をしていると、ほとんど意識をすることがないかもしれません。しかし、不動産投資をしておくと所得税や住民税、さらに相続税などが戻ってきたり少なくなったりすることがあります。
不動産投資のデメリット
不動産投資した場合のデメリットとは何でしょうか?主なポイントして、以下の2つがあります。
- 空室リスク
- 災害リスク
上記のポイントを抑えておくことで、リスクを軽減して投資することが期待できます。
空室のリスク
当たり前の話なのですが、空室が発生すると家賃収入が入りません。
融資を受けて不動産を購入しているなら、毎月返済しなければなりません。当初予定していた賃料が得られないなら、収支計画が変わってしてしまうのです。
災害のリスク
災害のリスクも外すことはできません。震災や火災などのリスクはどこにいてもあるでしょう。
保険に加入することや耐震性の高い物件を購入すること、物件を選ぶ際にハザードマップを確認するなどを行い、リスクを軽減させましょう。
不動産投資の始め方
不動産投資の始め方をご紹介します。
1: 情報を集める
まずは情報を集めることからスタートします。
不動産投資には、これまで知らなかった用語も出てくるでしょう。基本的な知識を書籍などで取り入れます。
参考書だけでなく、セミナーなどに参加すると効果的に学べるでしょう。
2: 投資スタイルを決める
どのように投資するのか、投資金額なども決めていきましょう。
目標を明確に設定するなら、何にどのように投資するのか見えてくるでしょう。
3: 内覧・現地確認
実際の物件を探し、現地確認することをスタートさせます。
多くの物件を見て、安定した収益が見込めるか検討していきましょう。
4:収支計画
物件が決まったなら、収支計画を立てていきます。
数年ではなく、長期的な返済計画をしていきましょう。表面利益だけでなく、修繕なども見越して収支計画を立てることがポイントです。
5:融資調達
融資を得られるように、審査してもらいます。
6:物件の購入
不動産を購入します。
たくさんの書類を用意しなければいけませんので、何が必要なのか把握しておきましょう。また、購入した不動産会社で管理もしてもらうのかも決めておきます。
まとめ
不動産投資はデメリットもありますが、安定した収益が見込めるなど魅力的なメリットも多くあります。
本記事を参考にしながら、どのような始め方ができるのか再確認してみることをおすすめします。