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IoT技術を活用した宅配ボックスの実証実験【集荷対応のものも登場】

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ネット通販の利用が増えている今、荷物の再配達・誤配達は解決すべき課題として注目されています。

宅配ボックスはその解決策として有用でしたが、IoT技術を活用することでさらに高い安全性を実現できています。

この記事では、宅配ボックスを使ったIoTの実証実験3例を紹介します。最新技術の活用に興味があればぜひご覧ください。

1.ブロックチェーンとIoTの活用で本人のみが受けとれる宅配ボックスの実証実験

IoT技術を活用した宅配ボックスの実証実験【集荷対応のものも登場】
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2016年12月20日、GMOインターネットグループの2社とセゾン情報システムズの3社共同で、ブロックチェーンとIoT技術を活用した「本人のみが受け取れる宅配ボックス」の実証実験を行ったことを発表しました。

専門的な技術の話は割愛して簡単にお伝えすると、配送事業者が宅配ボックスに荷物を配達すると、GMOが提供する「Z.com Cloud ブロックチェーン」を基盤にしたシステム上に納入記録が残ると同時に、宅配ボックスは施錠されます。鍵を開けるときには、本人のスマートフォンから解錠要求することで宅配ボックスが開き、受領記録がシステムに残ります。

鍵を本人のスマートフォンと紐付けることで、本人のみが受け取れる仕組みを実現しています。これによって配送・受け渡しの効率化が実現し、配送業者の作業負担を小さくすることが期待されます。

またブロックチェーンとIoTの技術をさらに進化させて活用することで、解錠と同時に決済される仕組みを導入すれば、代金引換の荷物でも宅配ボックスを利用することができるようになります。

2.セコムがIoT宅配ボックスの「セコムあんしん宅配ボックス」を発売

IoT技術を活用した宅配ボックスの実証実験【集荷対応のものも登場】
ホームセキュリティ会社大手のセコムが2017年12月18日、IoTを活用した宅配ボックスを発売すると発表しました。
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セコムのホームセキュリティと接続することにより、荷物が届いたことをスマートフォンに通知させることができます。またもし誰かが無理やり宅配ボックスをこじ開けようとすると、異常を検知してスマートフォンに通知が届くと同時に、セコムのコントロールセンターにも通知がいき、セコムの緊急対処員が駆けつけてくれる仕組みです。

無線で通信するので電気工事も不要です。工事はセコムが行ってくれます。

サイズ:幅390mm × 高さ590mm × 奥行き457.5mm
受け取り最大サイズ:幅340mm × 高さ500mm × 奥行き350mm × 重さ20kg
価格:105,700円(セコム・ホームセキュリティ契約者83,500円)
工事料金:35,000円

また万が一、宅配ボックスにいれた荷物が盗難にあった場合もセコム・ホームセキュリティ標準の補償制度の対象となるので安心です。

3.宅配ボックスからIoTで集荷依頼を可能にする実証実験スタート

IoT技術を活用した宅配ボックスの実証実験【集荷対応のものも登場】
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2018年3月28日、NTTドコモはFujisawa SST協議会とFujisawaサスティナブル・スマートタウンにおいて「まち親プロジェクト」の取り組みの一つとして4月1日~6月30日の期間でセルラーIoTネットワーク「LTE-M」を活用した宅配ボックス向けサービスの実証検証を始めました。

具体的には、宅配ボックスとセルラーIoT通信ユニットを取り付けてサービスアプリと組み合わせることで、宅配ボックスから宅配事業者への集荷依頼を可能にするというものです。

荷物を受け取るだけだった宅配ボックスの新たな活用として検証されています。宅配ボックスの状態は、その都度利用者と宅配事業者に通知される仕組みです。

これによっていつ荷物が届いたのか、取り出されたのか、集荷されたのかということを把握できます。

特に最近はネットオークションやフリマアプリに出品する個人の方や、通販の利用で荷物の受け取りだけでなく発送を利用する方も増えています。宅配ボックスから集荷依頼できることで、集荷時に家にいなければならないというストレスから解放されます。

また宅配事業者にとっても再配達・再集荷が発生しないので、より効率的な配達が可能になることが期待されています。

4.まとめ

IoT技術を活用した宅配ボックスの実証実験【集荷対応のものも登場】
Amazonや楽天、ZOZOTOWN、メルカリといったネットショッピングの利用が増えている今、再配達や誤配達の課題解決の重要は大きいです。その解決策として宅配ボックスは有力でしたが、本人確認が曖昧な点、受け取りのセキュリティの面で不安が残っていたのも事実です。

しかしこのようなIoT技術を宅配ボックスに活用することで高い安全性を実現できました。さらに受け取りだけでなく、集荷にも対応した宅配ボックスの開発も進むなど今までにない使い方もできるようになってきています。

現在IoTは様々なところでその活用が模索されています。入居者に快適な暮らしを提供するためにもIoTの不動産への活用は注目し続けましょう。

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賃貸”住まい”の新しいカタチを提供するEdge編集部が記事を書きました。

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