不動産投資に興味を持ち、これから勉強を始めようと思ったもののどうしてよいか分からなくなった人はいませんか?
「本、教材、ブログ、セミナー、何を使って勉強したらよいか分からない」
「どんな順番で勉強すればよいのか分からない」
という人は少なくありません。
ここでは初心者向けに、勉強のためのツールや、ステップを紹介します。
既に基礎的な知識を身に付けている人は途中のステップから初めてもよいでしょう。
自信がついたと思ったら、購入をしましょう。
1.不動産投資・アパート経営について情報を収集する
情報収集といっても色々な手段があります。
初期の事前準備として、まず、本を読むことから始めましょう。
読書により基礎知識を身に付けていくべきです。
①本を最低10冊以上読む
基本的な知識を身に着けるために、本を読むことからスタートしましょう。
最低でも10冊読んでみて下さい。
不動産投資がどういうものかが分かります。
不動産投資と言ってもジャンルが幾つかあります。
それらをまんべんなく、バランスよく読む必要があります。
ジャンルは大きく分けて、
「購入・投資法に関するもの」
「不動産取引に関するもの」
「管理や運営に関するもの」
「税務に関するもの」
があります。
・「購入・投資法に関するもの」
「購入・投資法に関するもの」として読んでほしいのは、自分の年収と同じくらいの投資家を想定して書かれた本です。
たとえば、年収が500万くらいの人におすすめなのは、
「不動産投資で人生を変える! 最速でお金持ちになる絶対法則—資産ゼロでも毎月100万円を稼ぐ仕組み 紺野 健太郎(著)」です。
資産ゼロ、年収100万円台、中卒だった著者が、年間2400万円の手取り収入を得ることができた、黄金の方式を紹介。
年収別に使える金融機関一覧も掲載されています。
・「不動産取引に関するもの」
「不動産取引に関するもの」でおすすめなのは
「知りたいことが全部わかる!不動産の教科書・池田 浩一(著)」です。
不動産業界に入った人向けに書かれた本ですが、投資家が不動産業界を知るためにも、ぴったりの1冊です。
業界の大枠についてではなく、具体的に知っておきたいことに焦点を当て、実践に直結できる内容となっています。
・「管理や運営に関するもの」
「管理や運営に関するもの」でおすすめなのは、
「金持ち大家さんになる! アパ・マン満室経営術・浦田 健 (著)」。
利回りのよい投資物件を購入して安心してしまう人がいますが、
不動産投資は買って終わりではなく、いかに「満室経営」を持続させるかが大事です。
この書籍は、入居者募集戦略から契約の実務やリスクなど管理について詳しく書かれています。
・「税務に関するもの」
「税務に関するもの」でぜひ読んでもらいたいのは
「不動産投資のお金の残し方 裏教科書 税理士大家さんがコッソリ教える・石井彰男(著)、河上まりお (イラスト)」です。
税理士大家さんが現場で使っている節税の奥義や会社員が不動産購入の税金を有利にする方法など、真の「節税」と儲かる「物件選び」について公開されています。
②ウェブサイトを閲覧してみる
投資についての基本知識を本で学んだら、次に投資家のブログを読んでみてはいかがでしょうか。
読むのは不動産業者が書いているブログではなく、実践している投資家のブログです。
投資を実践している人は、本やインターネットで得られる知識より一歩進んだ感が絵を持ち、実践している人がほとんど。
有益なアドバイスがウェブから得られます。
閲覧するときは、どのような目線で業者を選んだか、自己資金がどれくらい必要だったか、所有物件はどんなものかなど、焦点を当てて読み込んでいきます。
ほかにもメルマガに登録する、有料DVD教材を買うなどの方法も有効です。
2.投資の具体的な計画が描けるようにしていく
基礎知識を習得したなら、次は投資についての具体的なイメージを持つための勉強をしましょう。
今より一歩進んだ情報を得ることが大切です。
①不動産投資やアパート経営のセミナーに参加してみる
不動産投資(アパート経営)のセミナーは、ネットサーフィンや本で学ぶことができなかった視点や最新の情報を得ることが可能です。
「楽待」や「健美家」など、大手の不動産投資専門ポータルサイトには、投資家による不動産セミナー情報が掲載されていますので興味を持ったテーマがあれば、申し込んで受講してみましょう。
セミナーは、知識の習得だけでなく、専門家や投資をしようと思っている仲間と知り合うチャンスにもつながります。
セミナー後に個別相談が設けられているセミナーであれば、より具体的に自分のプランを具体的にしていくことも可能です。
注意すべき点は、話を聞く価値のある講師のセミナーを受講しなくてはならないことです。
投資理論だけで実務経験がない講師もたくさん講義しています。
投資経験や実務経験のある人が行うセミナー受講をおすすめします。
②不動産投資・アパート経営の会社に相談をしてみる
信頼できる不動産投資やアパート経営の会社に相談をしてみるのも1つの手です。
相談する一番のメリットは、現在、不動産投資がどんな動向なのかを把握できることでしょう。
融資についての情報や、どんな立地の物件があるか、利回りはどれだけかという具体的な情報を企業は持っています。
投資したい物件が見つかったら、具体的にどれくらいの融資がつくのか、投資のためには自己資金がいくら必要かを割り出して、キャッシュフローを想定します。
管理も行っている会社なら、管理料やリフォームの話も聞き出しておくべきです。
③物件見学に20件以上行く
足で情報を稼ぐことも不動産投資では大事なことです。
実際に物件を見に行くと、その物件が購入に値するか判断できるでしょう。
物件見学は、紙やウェブでは分からない詳細部分まで確認できます。
戸建てであれば、ほとんどの場合、リフォームが必要となり、リフォーム代にどのくらいかけるかによって、利回りが変わります。
販売価格が安い、築古戸建ての場合、建物の基礎が傾いている、雨漏りがする箇所が多いなどが確認された場合は、リフォーム費用が多額になる恐れがあります。
購入を見直したほうが無難です。
3.上級者向けの勉強法は?
投資を始めてからも勉強は、ぜひ続けましょう。
お勧めしたいのが、「メンター(師匠)」となる人を見つけることです。
いいメンターとの出会いは、投資の価値観や実践方法における「ものの見方」に影響を与えるだけでなく、人生観を左右します。
不動産投資は自己責任で行うものですが、メンターの存在は安心感につながり、冷静な判断ができます。
つまり、心強いのです。メンターを見つける第一歩は前述したセミナー受講です。
セミナー後の懇親会はぜひ参加すべきです。
講師だけではなく、講演を聞きに来ている不動産投資家もメンターになる可能性があるからです。
気になった先輩投資家がいたら、話しかけてみるべきです。
自分の情報を提供してコミュニケーションをとり、相手から情報を聞き出しましょう。
無料の不動産投資相談サービスを利用するのもメンターに出会えるチャンスです。
「トウシェル(https://toucier.com/)」という無料サービスがあります。
これは、無料で、投資家と不動産投資アドバイザーまたは現役の不動産投資家の方のマッチングを支援するサイトです。
まずはフォームで応募し電話で相談を行います。
マッチングがうまくゆくと面談を実施。
申し込み者の状況に合わせ、投資プランを担当が提案します。
相談は何度でも無料となっています。
4.まとめ
不動産投資を始めるのに一番大切なのは勉強です。
投資の基礎を学ぶとともに、不動産業界の動向も勉強しましょう。
その後に実践後に大切になる価値観を身に着け、物件を購入し、投資をはじめるようにすべきです。