金融や投資商品を販売しない講座を提供しているのがファイナンシャルアカデミー。お金に関する講座であれば耳にしたことがあるかもしれませんが、最終的に商品を売りつけられるのではないかと思うと心配になります。
そこで今回は、ファイナンシャルアカデミーがどのような講座なのか、特徴や評判をご紹介します。
ファイナンシャルアカデミーとは?
ファイナンシャルアカデミーは、日本ファイナンシャルアカデミー株式会社が運営しているマネースクールです。個人向けの講座だけでなく、法人向けの研修も行っているので、豊富な実績があるのが特徴です。
一般的なセミナーでは、最終的に何かの商品を売っていることが多いのですが、独立系の講座なので中立の立場で投資について学ぶことができます。株式や不動産、外貨など様々なお金に関することを学べます。
ファイナンシャルアカデミーのメリット・デメリット
ファイナンシャルアカデミーの主なメリットとデメリットを見ていきましょう。中立の立場で投資について学べますが、どれほどのレベルなのかによって、講座から学べる点が異なることは注意が必要です。また費用の面も考慮が必要でしょう。
ファイナンシャルアカデミーのメリット
ファイナンシャルアカデミーは金融機関が運営しているものではないので、中立性があるというのは大きなメリットです。セミナーに参加すると、何かの商品や投資をするように勧誘されるということはありません。「セミナーに参加すると押し売りされるのでは」という不安は全くないです。
講師も実績があり、経済や金融のプロフェッショナルがカリキュラムをチェックしているので、客観性がある授業内容になっているのは特徴です。2002年に創立されてから、数多くの人が経済や投資について独自のカリキュラムで学んできたスクールです。
体系的なカリキュラムで成果を発揮できる内容になっているので、多くの人から支持されています。
ファイナンシャルアカデミーのデメリット
ファイナンシャルアカデミーは、商品の販売や紹介料では成り立っていないので、授業料は高めになっています。家計管理や保険、また資産運用などお金の節約や投資の方法について学ぶことができますが、授業料が高いのはデメリットとなります。無料体験はあるものの、実際の授業には初期投資が必要です。
本などを見て、自分で勉強できるという人や出来るだけ勉強費用を抑えたいという人には向いていないスクールです。
ファイナンシャルアカデミーの講座
ファイナンシャルアカデミーで受講できる講座の種類と特徴を見ていきましょう。主に6つのコースがあります。
投資信託スクール
投資信託は簡単に始めることができる投資ですが、必ずしも初心者向きの投資ともいえません。思ったように資産を増やすことは難しいものなので、運用対象や手数料などを把握しておき、自分の目的に合ったものを選択しなければいけません。
資産運用の目的をはっきりとさせ、どのような投資信託を選ぶべきなのか判断力を身に付けられる講座です。
株式投資スクール
株の仕組みや銘柄選び、売買タイミングやリスクについて、必要なノウハウを学ぶことができる授業です。株式投資の基本のルールを身に付いて、資産を増やしていくために必要な知識を学びます。
これまで株式投資をしたことがない人や基本的な知識をつけていきたいと思っている人向けの講座内容です。
不動産投資スクール
物件選びや収支計算、空室対策やリフォームなど、不動産投資家として成果を出すために必要な内容の講座です。自己資金があれば簡単に始められるとはいえ、安定した収益を出すためには自ら判断して物件選びをする必要があります。
価格交渉から安定した成果を出すためのテクニックを体系的に学べるコースです。
外資投資・FXスクール
トレード方法やチャートの見方、リスク管理など利益を出すのに必要なノウハウを学べる講座です。大きな利益を一時的に出すことができても、判断ミスがあるならば利益も失うほどのリスクがあります。リスクをできる限り少なくして、長く生き残るために必要なスキルを学ぶ必要があります。
安定して勝つためのトレードテクニックだけでなく、リスク管理の方法を学ぶスクールです。
定年後設計
定年後の生活を豊かにするために、必要なお金の知識を学ぶスクールです。定年からの年数が増えている今では、お金に対する知識を身に付けることも必要です。長生きをリスクにしないための授業内容となっています。
お金の教養講座
お金の考え方や貯め方、使い方など、お金に関わる教養を高める講座内容です。
節約をしていると思っていても貯めるのが難しいと感じている人が基礎から学ぶのに適している講座です。
まとめ
ファイナンシャルアカデミーでは、お金に関するさまざまなことを学べます。特に中立的なスクールで商品を押し売りされないというのは、大きなメリットとなるでしょう。
無料講座も開催されているので、自分にあった内容が学べるのか確認するのをおすすめします。