引っ越しの準備を進めていると、各種の手続きだけでなく荷造りも行う必要があるので、やることが多くことに気が付きます。どのタイミングで何を行うのか分かりにくくなってしまうこともあるでしょう。不用品の処分や引っ越し業者の見積もりなどは、前もって行う必要があるので時間が必要です。
この記事では、引っ越しでやることをまとめてご紹介します。
引っ越し前にやることリストを作る
引っ越しが決まれば、やることリストを作っておき、「うっかり手続きを忘れていた」とならないようにしておきたいものです。引っ越しにはたくさんの手続きややることがあるとはいえ、リストがあれば忘れることを防止できます。必要な手続きをメモしておき、タイミングのリストを作っておくと、万全な引っ越し準備といえるでしょう。
引っ越し前にやること
まずは引っ越し前にやることです。各種手続き等の準備や役所への届け出、さらに不用品の処分など時間の余裕をもって行いましょう。
自治体などの手続き
自治体での手続きは引っ越しで欠かせません。同じ自治体での引っ越しであれば、手続きが少なくて済みますが、他の自治体への引っ越しであれば、転出届などの提出が必要です。
転出届の他には、印鑑登録をしているのであれば廃止、国民健康保険の資格喪失手続きが必要です。さらに児童手当や障害児福祉手当などの福祉関連手当があるのであれば、手続きを忘れないようにしましょう。
ライフラインの手続き
ライフライン(水道・電気・ガス)の手続きの準備をしておきましょう。旧居での解約手続きと新居での利用開始手続きです。ガスの使用停止は、屋内にガスメーターがある場合を除き不要です。しかし新居での使用開始には立ち合いが必要ですので、事前にガス業者に連絡をして引っ越し当日に開栓してもらえるように手配しましょう。
水道は旧居の使用停止の手続きと新居での使用開始の手続きが必要です。どちらも立ち合いは不要ですので、引っ越しの日時を伝えておくのを忘れないようにします。
電力会社によって異なるものの、インターネット上で手続き可能な会社もあるので、引っ越し当日までに停止手続きと新居での使用開始手続きを忘れないようにします。
不用品の処分
引っ越しをするときには、家具や家電などの不用品が出てきます。引っ越しを気にして、使っていないものを処分したいという方もおられるでしょう。不用品の処分をするときには家電の処分に時間がかかることを覚えておきましょう。
家電リサイクル法に基づいて処分しないといけないものは、引き取りを依頼してから実際に引き取りに来てもらうまで1週間ほど時間がかかることがあります。引っ越し日から逆算して依頼するタイミングを考えておきましょう。
郵便物の転送
役所での手続きを覚えていても、郵便局での手続きを忘れてしまっていることがあります。郵便局へ転居届を出すのを忘れないようにします。インターネット上で行えるので、事前に新居に転送できるように手続きしましょう。
引っ越し業者に見積もり
引っ越しをするまでにしておくべきこととして、引っ越し業者への見積もりがあります。引っ越し費用を抑えるには不要な家具を減らしておくこと、複数の業者への見積もり依頼することがポイントです。
引っ越しの繁忙期であれば、確実に引っ越しできるように早めに見積もりを取れるようにしておきましょう。
引っ越し後にやること
荷物が運び終わるとほっとするものですが、引っ越しが完了してからもやるべきことがいくつかあるので忘れないようにします。
自治体の手続き
各種の自治体での手続きが必要です。転入届の提出や印鑑登録、国民年金の住所変更などが必要です。また国民健康保険に加入しているのであれば、転居先で再加入の手続きを行います。
実印の印鑑登録をしているなら、新住所でも再登録が必要です。
免許証などの手続き
その他の手続きとして、免許証の手続きがあります。引っ越しが完了してからできる限り早く住所変更の手続きをしておきましょう。
警察署、運転免許試験場などで手続きが行えます。
まとめ
引っ越しにはたくさんのやることがあります。引っ越し当日が近づいてくると、荷造りなども忙しくなるので、何をやるべきか忘れてしまいがちですが、リストアップしていたり、忘れないようにメモをしているなら、引っ越しをスムーズに終わらせることができるでしょう。