観光地としても、自然が豊富な地域としても知られている北海道。北海道で自然に囲まれて生活することにあこがれて移住する人もたくさんいます。
今回は、移住先としておすすめできる北海道の都市をピックアップしてみました。おすすめできる理由も詳しく解説します。
移住先としておすすめできる北海道のエリア5選
広大な北海道の地域から移住先としておすすめできるエリアを5つ選びました。
比較的都会で降雪も多くないエリアから、広大な森林が広がっている地域までエリア別の魅力をご紹介します。
人が集まる「札幌市」
都会から北海道に移住するなら、住みやすい街となるのは北海道の中心地でもある「札幌市」です。
北海道の道庁所在地でもあり、人口は190万人と大きな街。札幌駅周辺には百貨店も並んでおり、地下街や地下歩行空間もあるので天気に左右されずにショッピングを楽しむことができます。
大都市でありながらも自然が豊富なので、スキーやスノボなどのウィンタースポーツも気軽に楽しめます。北海道と聞くと寒さが大変なのではと感じるかもしれませんが、住宅は冬の寒さに耐えられるのように気密性が高く温かい室内を保つことができるのです。
北海道の中心地となっていることから、道内の他のエリアへのアクセスも良好なこともポイントです。東京周辺の方が札幌に移住することを考えているなら、東京駅から徒歩3分の「札幌UIターン就職ナビ」がおすすめです。就職相談や住宅などの移住の相談ができます。
広大な森林が魅力の「芦別市」
芦別市は北海道の中央部に位置している市です。道央・道東・道北圏と接しているエリアで、道内の中でも温暖な気候が特徴ですので住みやすいエリアです。自然災害も少ないエリアですので、快適に安心して暮らせます。
道庁所在地がある札幌からは車で90分、旭川空港からは車で60分ほどです。「星の降る里・芦別」というキャッチフレーズが用いられており、広大な面積の88%が森林なので、降るように美しい星空を楽しめます。
移住に際して、住宅支援も充実しており、空き家情報バンクがあるので随時空き家情報を得ることができるほか、市内の建設業者を利用して新築した場合には100万円、中古住宅を取得した場合には最大50万円の奨励金が支給されます。
レトロな街並みの「函館市」
函館市は道南に位置しており、北海道では3番目に人口が多い都市です。津軽海峡、太平洋、内浦湾の3つの海に囲まれていることから、四季折々の海鮮を楽しめます。また市の北部は山があるので、山の幸も豊かです。
函館市の元町は、代表的な観光地でレトロな街並みを楽しめます。明治から昭和初期に建てられた教会や洋館が建ち並んでいるので、北海道にいながらも外国にいるかのような雰囲気を味わえます。週末の散歩が楽しくなりそうな街です。
行政も移住のサポートに積極的で、地域交流まちづくりセンター内に、「移住サポートセンター」があり、移住の相談から移住後の暮らしのサポートまで行っています。
豊富な自然と四季を感じられる「千歳市」
石狩平野の南端に位置している千歳市は、千歳川や国立公園支笏湖などの自然も豊富なエリアです。新千歳空港からは車で10分という近さですので、関東圏から移動するのも容易なエリアです。電車の場合は、JR札幌駅から約30分の近さになります。
空港から近いと飛行機の音が気になると思うかもしれませんが、住宅地は空港から離れているので音が気になることは少ないでしょう。千歳駅を利用するなら、駅周辺のショッピングセンターで買い物ができるので、買い物で不便になることもありません。
便利な田舎町でありながらも、車を走らせれば豊かな自然を満喫できるのが千歳市の魅力です。中心商店街での新規開業の場合には、12か月を限度として補助対象経費があったり、農林水産業への就業支援があります。
十勝の玄関口の「帯広市」
十勝の中核都市である帯広市は、十勝の玄関口とも言えます。とかち帯広空港があるので、羽田空港や季節運航で中部国際空港とつながっています。羽田空港からは約1時間30分で到着可能です。
また、広大な大地や豊富な農畜産物など、地域の物産品をを堪能できるのが魅力です。
十勝は北海道の中でも晴れの時が多く、夏は湿度があまりなく湿気でじめじめとした日も少ないのも魅力でしょう。
移住を考えている方のために、「ジョブ・ジョブとかち」というマッチングサービスがあるので、キャリアカウンセリングをしたうえで企業とのマッチングをサポートしてくれます。
また、市内で店舗や事務所を設けて開業しようとしているなら、新規開業支援資金のサポートを受けられます。
まとめ
北海道には、自然が豊富なだけでなくある程度の都市部に生活できるエリアがあります。自然を堪能できるだけでなく、便利な生活も捨てがたい方が移住するのに適した都市もあるのが特徴です。